まず結論から言うと、そのままではdarekanotameniさんの自宅でインターネットには決してつなげることはできません。長文ですが失礼します。
① アクセスポイント・インターネット接続について
近くにアクセスポイントがあれば、購入した無線LANカードで「アクセスポイントに」接続できるようになります。ただし、darekanotameniさんに対象のアクセスポイントに接続する権利・資格があるかどうかは別です。
現在、SSIDで表示されている「Apple Network f55a08」「WARPSTAR-F4F300」「stargate」は、たまたま近所の方(30Mぐらいのご近所さん)が構築されている親機(アクセスポイント)です。無線が届く範囲にたまたませっちされていたため、darekanotameniさんのノートPCに一覧表示されたのです。
おそらくこちらをクリックして暗号化キーの入力を求められたのでしょう。
このSSIDをクリックすると、darekanotameniさんのノートPCはご近所の無線LANアクセスポイントに接続しようと試みたのです。しかし、そのアクセスポイントに接続する権利・資格をdarekanotameniさんは得ていないため接続できないのです。
では、なぜ暗号化キーを準備するのか、無料で利用させてもらえないかというと、費用を出して契約しているインターネット接続を他人に利用されたくないからです。図示しますと・・・
(インターネット)←--(親機を準備した人のアクセスポイント) ~~~~~ darekanotameniさんのノートPC
こうなっています。親機を準備した人をAさんとしますと、Aさんは月々費用を払いインターネットを利用しています。しかし Aさん以外の人は払っていないため、Aさんは見知らぬ他人に利用されないように、暗号化キーを設定し、アクセスポイントにアクセス権利を許可した人にしか与えていないのです。
ごく稀に暗号化キーを設定せずに公開している人もいますが、そのような人が近所にいる確率は低いです。
ちなみに何かしらの手段で暗号化キーを手に入れたとしても、許可していないアクセスポイントにアクセスし不正に利用すると、法律(不正アクセス防止法)に該当し犯罪になります。
② 法人の方が提供している無料無線LAN利用
ネットカフェ・ビジネスホテルなどは、宿泊や食事のサービスを利用してくださった方に、無料サービスとしてその店に付属している無線LANを利用できるようにしています。その店の利用者のみに暗号化キーを教えるなどしています。
③ 自宅で無線LANを利用する場合
インターネット接続業者(プロバイダ)と契約し、まず自宅にインターネット接続完了を作ります。そして、無線LANの親機を購入するかプロバイダからレンタルして自宅に設置します。もちろん、他人に不正に利用されるのを防ぐためその親機にはdarekanotameniさんのオリジナルの暗号化キーを設定します。
するとノートPC一覧のdarekanotameniさんの親機のSSIDが出てきますので、そちらを選択して暗号化キーを入力してつなぐことができます。
④ 有料の各種サービス
ライブドアが月々525円で公衆の場で無線LAN接続のインターネットを利用する事ができるサービス。
ただし、私は利用していないので、アクセスポイントからどれくらい近くにいないといけないのかよくしりません。また、ほぼ都心近辺のみです。
こちらもある特定の場所に配置されている無線LANを利用する有料サービス
無線LANではない&大きな都市近辺のみなのですが、定額制のインターネット接続です。
こちらは、La Foneraを購入した人同士でインターネット接続を利用しあおうというものです。La Foneraを配置して展開した無線LANは、La Foneraを同じように配置している人であれば自由に使えます。ただし、自分が月々払って利用しているインターネット接続も自分以外のLa Foneraを買った人が利用することになります。
⑤ まとめ
いずれにしても、必ずインターネットに接続するためには、個人 もしくは 企業が費用を負担し利用しています。無線LANカード(WLI-CB-AMG54)を購入したということは、無線LANのアクセスポイントに接続する手段を手に入れただけであり、インターネットを無料で利用することができるようになることとはまったく別です。
少なくとも無線LANを提供している店や企業の無料接続サービスは利用できる手段は手に入れたので、そちらは利用できます。