する。そのため、繁殖期以降も長生きするのだ。人間はそうやって相互扶助をして
生きてきた」といったような(うる覚えです)内容のことをやっていました。
おそらく、NHKサイエンスZERO 「ヒトを探る」シリーズ」②生活史から探る"不思議のサル"
で山極壽一先生が説明されていたか、③実験で解き明かす!心に潜む仕組みだったと思います。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp234.html
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp238.html
この辺の内容について、ホームページより詳しい説明が欲しいです。
番組を視聴されていて、かなり憶えている方であればその内容をご説明頂ければ幸いです。
参考となる図書、ホームページがあれば、それも(それだけでも)教えて頂ければ更にうれしいです。
ちなみに山極壽一先生の図書を現在何冊か中身を調べているのですが、それらしき内容が
見当たりません。
『実験で解き明かす!心に潜む仕組み』は見ておりませんが、『生活史から探る"不思議のサル"』は録画しています。。
番組のHPに書かれていないことを中心に箇条書きで要約します。
コメントに付いては、僕は専門家ではないので参考程度にしてください。
以下要約
注)番組では取り上げられてない事ですが、殆どのサルは、子供が死亡すると発情するようになります。
一部のハーレムタイプの群れを作るサルの中には、群れを乗っ取ったオスが、前のリーダーの子(乳児)を虐殺するという現象が観察されています。
これについては、子殺しによりメスが発情するようになり、自分の遺伝子を効率良く残せるからである、と解釈されているようです。
cf 杉山幸丸さんの『子殺しの行動学』や『サルの生き方ヒトの生き方』などが参考になると思います。
注)番組では取り上げられてませんが、ボノボや一部のサルでは食料の分配が観察されています
注)こちらについては研究者の著作を読んだ訳ではないのでコメントできません。「おばあちゃん仮説」で検索してみてください。
共食による共感を持ちにくいということです。
サルの場合、周りを見て勝手にまねをするだけで、知識がある固体が他の個体を積極的に教育するのは人間の特徴との事です。
こんな感じです。
少し古いですが、立花隆さんがサル関係の研究者に対して行ったインタビュー集『サル学の現在』も参考になると思います。