先月から、ある事情があって私の勤め先のA社がB社との
契約料をもらえなくなり、私はB社と個人契約をすることになりました。
しかし、私は正確には、A社の所属になるようなので、給料日に、
A社とB社の両方が振り込まれました。
その際に、A社にB社から振り込まれた給料を全額渡せと言われました。
今後もA社、B社両方からの給与振り込みがあり、A社にB社からの給与を
渡せと言われています。
税金の問題が気になって、上司に聞いてみると、
B社と私の雇用契約は「業務委託」らしいのです。
だから、A社に黙って、B社から振り込まれた給与を渡せば問題ないと。
明日、B社から明細を見せてもらいますが、税金は本当に問題ないのでしょうか?
私の口座に振り込まれる額は、二倍以上になるので、
来年度の税金が怖いのです。
ちなみに、B社とは、来年の三月まで個人契約となっています。
それからは、A社のみとなるのですが、A社からも「実は、業務委託」と言われたら、労働基準法も最低賃金も適用されませんよね?
本当に、このままで何も起こらないのか不安です。
お知恵を貸して下さい。
おおよそは分かりましたが、そのB社との契約文書を弁護士にでも確認してもらわない限り、正確なところは分かりませんからその点はご承知下さい。
A社の労働者のまま、B社の請負もする、という状況だろうと思います。
イレギュラーな形態ですが、この部分だけにおいては、3者同意の上なら問題になる事はありません。
A社との関係がミスで雇用契約になってしまった、との事ですが、双方の同意があればいつでも契約変更可能なので、取りあえず気にする必要はないでしょう。
いくつか個別の問題点がありますが、
まずは、A社がB社からの報酬を吸い上げたい、との事。
(まあ、A社としてはそうしたいでしょうけど、契約打ち切られたのはA社の責任ですしね。
もっとも、A社の社員であるあなたを使うという事は、実質的には同じ事なので、そこの経緯や詳細も気になりますが、、、)
で、A社がB社からあなたへの報酬をよこせ、と言うのはいわゆるピンハネであり、派遣であれば合法ですが、その免許も契約もない以上職業安定法、派遣業法等違反です。
拒否はできます。
ただ、Aからも賃金をもらっている以上、そこへ何らかの影響が出るでしょう。
B社との関係は請負なので、税金についてはあなた自身が個人事業主として確定申告する必要があります。
先に書いたように経費等は相当引けますが、請負である以上、労働者としての権利はなく、労基法等の保護も受けません。
A社とは雇用契約ですが、B社の収入がある以上、合算しての確定申告になります。
雇用契約である以上、労働者としての保護を受け、簡単に減給などはできませんが、そもそもの状況が変則的すぎるので交渉は難航するでしょうね。
B社からの請負代金をそのままA社へ収める事は違法ですし、税金はあなたにかかるだけなので単純にそうする訳にもいきません。
A社へお金をあげる道理がないために単なる贈与になってしまい、贈与税もかかります。
(あっせん経費?全額となると否認されるかと、、)
となると、その分、A社からあなたへの賃金を減らす、という方法しかないでしょう。
もちろん所得税は減りますが、同時に雇用保険、年金等も減る事になります。
(額次第で実質的な影響が無い可能性もあるが、、)
ああ、社保には入ってないんだ、A社でも?
そうなると、A社との関係も請負かもしれませんね。
全部請負なら、それはそれでスッキリしますが、雇用保証はありません。
雇用であると認定されれば、雇用保険程度は多少は何とかなる可能性はありますが、もめるのは必至でしょう。
ややこしすぎる、不明瞭な点が多すぎる事から弁護士へ相談して契約関係をきちんと詰め直した方が安心です。
(行政書士、社労士も範囲にありますが、業務外部分もあり、適任は労働法専門の弁護士です)
そこまでは、というのであれば、B社からの報酬はA社へ渡さず、A社との関係を詰め直すというところでしょうか?
A社も、B社との関係がある以上、少なくとも3月まではあなたを切りにくいと思います。
その先はB社との関係もからみ、こちらでは推測さえさっぱり不可能ですね。
請負にしろ、仕事が沢山あるというのは、ある意味、うらやましい事でもあります(爆)
途中で変更になるというのは?
1、手形不当たりを出したとか
2、何らかの理由で銀行口座を凍結されている
3、収支を誤魔化している、等が考えられるのでは?
A社とあなた(以下、X)、B社とX、
そして、A社とB社とXの契約が文書化されているか?
文書化されていたら、見比べてわからなかったら...
まず、市区町村の無料法律相談でへ行くべきです!
URLは仮です