まず、空港行政の失敗について論じなければなりません。
国交省は1都道府県に一つの空港といった政策を掲げました。考え方としては、無駄な道路を作るのと根底は似ています。
仰るとおりで利用料の高い空港をハブ空港にすることには航空会社は避けたがりますし、日本の空港は24時間使えません。(地元との協定や騒音問題からです)
しかし、国としては空港に無駄な税金を使った関係で利用率を高める必要に迫られています。
そこで出てきたのがハブ空港です。
これも仁川には沢山の飛行機が利用して儲かっているから、それをこっちにもらおう程度の発想です。それもハブ空港には向かない利用料の高い深夜使えない空港でです。ハブ空港にするには他にも周辺を含めて24時間化する必要がありますので、少なくとも関空はハブ化できません。
橋下知事の伊丹空港潰してというのも私から見れば噴飯もので、自分の大阪府にある関空赤字だから儲かっている伊丹潰して位にしか聞こえません。
2.新幹線との乗り継ぎは仰るとおりで、羽田空港で検討していますよね。
ただ、これも色々あって、静岡空港がそうなんですが、新幹線の路線から近いところに空港をわざわざ作ったんですが効率が悪いことからJRに駅を作ることを断られています。のぞみが止まらない県ですから。
確か富山だったと記憶していますが、第二空港を作ろうとして北陸新幹線が延長されて計画を取りやめています。
仮に新幹線をハブ空港とのアクセスに利用しようとしてもやはり24時間化が求められることになります。
ん?海外ので良いんですよ。ハブの利潤は空港(とそれを持つ国や地域)に来ますから
日本の航空行政のミスのおかげで儲けている韓国の仁川から、その分の利益を取り戻そうという話なので航空会社の議論とは別です。