現物を見ないことには何ともこうともですが、
やはりペーパーや現物同士のすりあわせを丹念に行い、
同時にリターンスプリングの偏り(曲がり)があればまっすぐになるよう矯正、
それとスロットルワイヤーのサビ取り/ワニス取り/給脂・給油と、
セオリー通りのことを丹念にするしかないのではないでしょうか。
なんか症状を見ると「全開付近で引っかかる」なら、
リターンスプリングやスロットルワイヤーの曲がりやキンクで
全開付近でリターンスプリングに斜めの力が加わり、
スロットルピストン自身を傾けてしまっていて、それが戻り抵抗になっているのかな?
と思いました。
あと、どれだけそのキャブを分解組み付けしているか解りませんが
ピストンのカイドピンが通るスリットに多少のめくれが出ているのではないかな?
もしくはガイドピンそのものが偏摩耗しているかな?とも。
こうなってくるとペーパーではなく、リューターの出番ですけどね。
バルブの向きが合ってないとか、、、
固着でもたいていはガソリンの不純物とかなのでペーパーで削るほどのものではないと思うし、逆にペーパーかけちゃうと表面を削っちゃうのでエアを吸っちゃったりしてマズイと思います。
ケーブルやニードルとかは引っ掛かってないですか?
とにかく、どこが引っ掛かっているかよく確かめてからでないと、適当にペーパーをかけたりするのはうまくないんじゃないかと・・・
私はこれでスロットル開度7割以上位から戻らなくなりすっころんで怪我しました。