上手くプレゼンしようと頑張る人たちの中には、
「もしも上手くプレゼンができなかったらどうしよう、
人前で失敗したらどうしよう」という不安から緊張する人たちがいます。
緊張で頭の中が真っ白になって、練習では上手く行っていたのに
本番のプレゼンでは上手く行かなかったという人たちもいます。
上手くやろう上手くやろうと意識過剰になって緊張をしてしまう前に、
プレゼンの本来の目的に立ち戻って冷静に考えてみる必要があります。
プレゼンの本来の目的は、プレゼンをする商品・サービスや情報内容を、
来てくれた人たちに紹介をして理解させることです。
自意識過剰にならないためには、来てくれた人たちは
あなたの態度を見に来ているのではなく、プレゼンの内容を
理解しにきていること、そのため、少々の個人の失敗
(顔の表情や冷や汗など)は、ご本人が意識しているほどは
あまり意識していないこと、プレゼンの内容が分かるか、
分からないかだけを意識しているのだと考えることです。
その上で、どうやったら相手の人たちはプレゼンの内容を
よく理解してくれるだろう、今話していることはちゃんと
伝わっているだろうか、と、自分の表情や冷や汗ではなく、
プレゼン内容の伝え方の方に意識を集中します。
ぶっちゃけ、緊張や冷や汗は慣れないうちは誰でもかくもので、
その位は平気、しかし、肝心のプレゼンの内容を伝えるのが
自分の仕事だから、仕事だけはやりぬくぞ!くらいの意気込みで
いれば良いと思います。
中には、緊張しないために、他の人たちを机や椅子の様な
家具の一部と思い込んだり、みんなを仲の良い友人や家族の様に
思うと言う方法もあるようですが、慣れるまでは、
誰でも少しくらいの緊張や冷や汗はかくものなので、
少しくらいは、大丈夫ですよ。
逆に、変に、緊張してる!どうしよう!冷や汗が出た!
なんとかしないと!などと考えて気が散ってくると、
余計に意識が自分の方に集中して緊張してしまうと思います。
意識を自分の内よりも、外に向けて、観客が理解してくれているか、
また、どう話せば、よりよくプレゼン内容をよく理解してもらえるか、
そちらの方に意識を集中すれば、他のことはそれほどは
気にならなくなって自然体になっていくと思います。
プレゼンターよりも、プレゼンの内容の方を観に来ていると思って、
変にええかっこでうまく話そうとせず、小さなミスよりも、
準備やプレゼンそのものの方に集中してみてははいかがでしょう。
緊張しない3つのコツ:
http://allabout.co.jp/career/presentation/closeup/CU20090126A/