自律訓練法を試されてはいかがでしょうか?
自律訓練法という言葉だけを知っている人は、心の病の治療法の一つとしてしか考えない事が多いみたいです。使い方によっては、
http://www.jikokeihatsu.biz/300/331/
一言で言えば、「ストレスを取り除く心身健康法」のこと
というとらえ方ができます。
ストレスを緩和させることが最大の目的ですが、自律訓練法を実施することによって、次のような効果が得られます。
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・ふだんから溜まっていた疲労を軽減することができる。
・気分がイライラしないで、落ち着いて、穏やかな気持ちになれる。
・自分を精神的にコントロールでき、衝動的な行動をあまりしなくなる。
・自分の仕事や勉強の効率が格段にあがる。
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但し、「格段にあがる」かどうかは個人差が大きいので、ちょっと表現がオーバーな感じでしょうか。過大な期待は禁物ですが、治療以外に日常生活も使えるので、自分でできる様になるととっても便利です。
入門編的な簡単なやり方はこのページで見る事ができます。
http://www.geocities.jp/fortune_osaka/sub4.html
公 式
自律訓練法には、背景公式を含め、7段階の公式があります。
これらの公式を頭の中でゆっくりと繰り返します。
①背景公式 「気持ちがとても落ち着いている」
②第一公式 「両腕、両脚が重たい」(重感練習)
③第二公式 「両腕、両脚が温かい」(温感練習)
④第三公式 「心臓が規則正しく打っている」(心臓調整練習)
⑤第四公式 「とても楽に呼吸をしている」(呼吸調整練習)
⑥第五公式 「胃のあたりが温かい」(腹部温感練習)
⑦第六公式 「額が涼しい」(額涼感練習)
やる時の姿勢のバリエーションはこちらを参考に。
http://guiding-star.net/modules/pico/content0030.html
姿勢には3種類ある。
・仰臥姿勢
ベッドやふとんに上向きに寝た姿勢。最も効果が出やすい姿勢。
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・単純椅子姿勢
丸椅子など、もたれかかりのない椅子に腰かける姿勢。
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・安楽椅子姿勢
ソファなど、背もたれのあるものに腰かける姿勢。
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「消去動作」までを含めて、上手にできると初めてでも気持ちのいい昼寝から目覚めた後の様な爽快感を感じる事ができますよ。眠るのではないので、睡眠への影響は少ないと思います。睡眠に影響が有ると感じた時は、時間を短めにするなど工夫してみてください。昼寝より簡単に調整できるので、この点でも便利です。
段々と上手になってきて、更に詳しいやり方が知りたい時は、例えばこんな本などで更に深く勉強してみて下さい。。
こんなサイトを見て試しても良いでしょう。
http://www.med.kyushu-u.ac.jp/cephal/methods/AT.htm#TOP