当時の産業形態とそれに関連する司法制度、貿易、技術の発展など、経済に関連の深い話題の具合や、文脈上の位置づけを知ることができるウェブサイトをお教えください。
例えば、「農奴が地主に土地を借りて、賃料を地主である貴族に納めていた」ということはどこを調べても出てきたので、主要な産業に「農業」があって、土地を持っている貴族はそれを収入にしていた・・・というのはわかるのですが、それだけで国の経済が成り立っているとは考えにくいです。 お金を持っていた貴族はどういうことにお金を消費していたのか、そのお金はどういう風に循環していたのか・・・とか、百年戦争などの戦争によってお金の流れはどのようになっていたのか、など、当時の主要な経済主体を絡めて、当時の社会を知ることができればと思っています。
テーマが大きいのでピンポイントでの回答になっていないかもしれないのですが、必要があればコメント欄などで(英語文献も含め)追記します。
高校世界史レベルの概観になりますが、世界史講義録 の 第52回 ヨーロッパ中世世界の解体 と 第53回 西欧各国の王権 は、基礎知識としてわかりやすいと思います。
大学レベルでは、瀬原義生教授の「大黒死病とヨーロッパ社会の変動」(PDF)
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/rb/595PDF/sehara.pdf
が、ヨーロッパ各国ごとの状況を詳しく述べていますし、参考文献も豊富です。
ご参考になれば幸いです。
農林水産業で360億€
農食品産業264億€
消費材産業415億€
自動車産業120億€
資本財産産業540億€
中間財産産業779億€
エネルギー産業304億€
建設業753億€
商業1514億€
運輸業638億€
企業向けサービス業2546億€
の以上で合計1兆4743億€のGDPを計上しています。 ソースはJETROの統計で、これはINSEE(http://www.insee.fr/)"Comptes nationaux - Finances publiques"から取ったものだそうです。
このようなカテゴリーごとの売り買いに関する経済指標や、現在とは特出して異なる売り買い内容について・・・が、最終的にたどり着きたいデータです。