有名どころではありますが、ハナ・アーレントの政治学の金字塔、「全体主義の起源」が包括的です。その第三巻でナチとソ連の事例を扱っています。
全体主義の起原 1 新装版
- 作者: ハナ・アーレント 大久保 和郎 ハンナ アーレント Hannah Arendt
- 出版社/メーカー: みすず書房
- メディア: 単行本
全体主義の起原 2 新装版
- 作者: ハナ・アーレント 大島 通義 大島 かおり ハンナ アーレント Hannah Arendt
- 出版社/メーカー: みすず書房
- メディア: 単行本
全体主義の起原 3 新装版 (3)
- 作者: ハナ・アーレント 大久保 和郎 大島 かおり ハンナ アーレント Hannah Arendt
- 出版社/メーカー: みすず書房
- メディア: 単行本
トロツキーの「国家社会主義とは何か」も左翼偏向主義的ですが、参考になるやもしれません。
歴史の結果から見ると目くそ鼻くそを笑う、みたいな感がありますね。
http://www.marxists.org/nihon/trotsky/1930-1/df-natis.htm
フランコ体制下スペインやカストロのキューバも国家社会主義の事例ですね。
後者はややまともにも思えますが。