私生活で起こったことや第三者として傍観することで得た"感動"
もちろん、フィクションの作品や夢の中の出来事でも構いません。作品に関しては作品名とネタバレしない程度にどの部分か教えてください。
より鮮明に感動した出来事と感動した動機のようなものを回答してくださった方には、高ポイントを配分します。
ちなみに、歓喜の"泣ける"でも悲劇的な"泣ける"、どちらでも構いません。
前回答者と部分的な重複は構いません。
2歳の女の子の話です。
あるとき、2歳年上のお姉ちゃんが病気になって入院してしまいました。
お母さんは、毎日病院に行きます。
田舎のおばあちゃんが来てくれて、2歳の女の子の面倒をみていましたが、
「ねえ、○○ちゃん、おばあちゃんと一緒に、おばあちゃんのおうちに行かない?
おねえちゃんがよくなったら、また帰ってこようよ。」
すると、2歳の女の子は「うん、アタシおばあちゃんと行く。」よく回らない口調で
言って、心配するお母さんの気持ちをよそに、おばあちゃんと田舎に行ってしまいました。
お母さんが後で電話すると、道中もとてもいい子でおとなしくおばあちゃんの家に行ったということでした。
お母さんの方が寂しくなってしまって、毎日電話して色々と語りかけると
うん、うん、と答えて、「じゃあねえ、バイバイ」とそっけなく直ぐに電話を切ってしまいました。
毎日、「じゃあねえ、バイバイ」とすぐに電話を切ります。
まだ、片言でしゃべるぐらいの小さな女の子です。
でも事情がなんとくわかっていたのでしょう。
家に帰りたいとも言わず、おばあちゃんを困らせることもなく、
おばあちゃんとご飯を食べ、おばあちゃんと遊んで、おばあちゃんと寝て
1ヶ月。
お姉ちゃんの病気が良くなって、退院をする2日まえ、2歳の女の子はまた、おばあちゃんと一緒に帰ってきました。
帰りの特急列車の中で、乗り合わせた中年の女性に「いい子ねえ、お菓子あげるね。」と
お菓子を頂き、それをおばあちゃんの横で食べ終わると、お菓子をくれた中年女性の側に行って、
「歌をうたいます」と言って、大きな声で即席に歌を作って、歌ったということでした。
なんとも・・・
こんな話でもよかったのでしょうか・・・・・