歯科予防の先進国のフィンランドから、1997年に
キシリトールの使用が日本で認可されて、
日本でも予防歯科がブームになったようです。
なのでその頃からではないでしょうか。:
http://www.hospitown.or.jp/gaina-net/gaina-semi2.pdf
それ以前にも小学校低学年でのフッ素の集団塗布等はありましたが…
もちろん家庭によっても違うとは思いますが、
小さい頃は親に歯を磨くのを手伝ってもらっていた様な記憶はあります。
しかし毎日ではなくて、親と一緒に歯磨きタイムをとって、
歯磨きを教えてもらうことや、その過程で一部を磨いてもらったことは
ありますが、それを「仕上げ磨き」と呼んでいたかは定かではありません。
当時(80年代)には、「仕上げ磨き」というより言葉ではなくて、
単に「親に歯を磨いくのを手伝ってもらう」感覚だったと思います。
でも他の人にやってもらうと、たまにえずくこともあるので、
一人で磨けるもん!とか言って、大好きだったメロン味の歯磨き粉を
少し食べていた様な記憶もあるのですがw(多分、3歳頃だと思います。)
親が、子供がちゃんと歯磨きをできたかなとチェックしましょうという様な
勧告は、定期検診をしましょうとかのポスターと一緒に、
聞いていたかもしれないのですが、家庭での毎日の歯磨きの
最後の仕上げの習慣というわけではなかった様な気がします。
親が歯磨きを手伝うのも、最後の仕上げというよりも
歯磨きの最初にはみがき粉をのせてくれて、こうやって
そのまま磨くんですよというのが多かった気がします。
今の仕上げ磨きは、子供が磨いた後に、親がチェックして
磨き残しを習慣的に磨いてあげることですよね。
そう思うと、少し違う様な…ということは、
ということは、やはり90年代以降の最近のことなのでしょうか。
子供の頃は虫歯になりやすいので、歯科医に行く度に
色々してもらっていた記憶はありますが、
「できれば子供の歯を定期的にチェックしましょう」と、
家庭でも親御さんがチェックしてあげましょうというのは、
すでにあった気がします。
同年代の歯科医の子供さんを知っていたのですが、
すごい健康フリークの家や、歯科医の子供だと、
歯垢を染める液を使って、歯垢が全く残ってないかを
チェックをしながら歯を磨くというのはあったらしいので、
あまりに幼いと誤飲のおそれもあるし、
多分親同伴で磨く事になり、そのため、
その液の色が最後にまだ残ってるのがあると、
子供では上手くできない場合、親御さんが
してあげるというのはあったと思います。
あと、6歳以降ですが、歯の矯正器具をつけた子は
磨きにくいので、そういう液を併用していた様です。
個人差はありますが、早い子では乳歯が6歳頃から
抜け始めて、大人の歯への生え変わりがはじまりますので、
その昔は、例え6歳までは上手く磨けなくて、虫歯になっても、
それほど深くなければそのうちに新しいものに生え変わるので、
それであまり気にしてなかった部分もあったような気がします。
お子さんが自分で歯磨きがきちんとできる6歳以降から、
永久歯になっていきますので、当時はそこまで予防歯科的には
考えていなかったのではないでしょうか。
http://pigeon.info/soudan/soudan-13362.html
http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-459.html