こちらはいかがでしょうか。
http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=B4803090
大分県中津市寺町に赤壁寺というお寺があります。
1587年(天正15)、黒田孝高[よしたか]によって建立。深紅に塗られた壁は城下町・中津の中でもひときわ強烈な印象を与え、別名・赤壁寺とよばれる。豊臣秀吉の時代、豊前の実力者だった宇都宮鎮房[しげふさ]が騙し討ちに遇い、この寺を宿舎にしていた家臣たちも全員討ち死。その時の血潮を浴びた門前の白壁は何度塗り替えても血痕が浮き出るため、ついに赤壁に塗り替えたという。柱には当時の刀傷も残り、家臣たちの無念と悲しみが壁の血痕を何度も浮き出させたと伝えられている。
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/exp2/w/152.html
太宰府天満宮境内に、飛び梅という不思議な梅があります。
道真は梅の花を好み、邸内にたくさんの梅を植えていたので、邸宅は「紅梅殿」とも呼ばれていました。都落ちの時を迎えて、道真は紅梅との別れを惜しんで「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」
と詠みました。そんな主人の心を感じた梅が、一夜にして大宰府まで飛んできて、根を下ろしたとか。飛んだのは紅梅でしたが、代替わりを経て、現在、太宰府天満宮境内にある飛び梅は白梅になっています。