「美肌効果」があるとされるコラーゲンが、皮膚にできた傷の修復にかかわる仕組みを、京都府立大の佐藤健司教授(食品機能学)らのグループが解明した。コラーゲンの摂取後に血中に残る分解物の一部が、傷の修復を助ける細胞の働きを促すといい、...佐藤教授らは、市販のコラーゲンを摂取した人の血中に、コラーゲンに多いアミノ酸・ヒドロキシプロリンが結合した化合物が長時間残ることを確認。その機能をマウスの皮膚細胞で調べたところ、コラーゲンを生み出して傷を修復する線維芽細胞が傷口に集まりやすくなることがわかった。(2009年2月18日 読売新聞)
こちらはご参考になりますでしょうか。
有効性があるようです。
◆常盤薬品と阪大、コラーゲンドリンクの継続飲用による美容への有効性を実証
常盤薬品工業は、大阪大学美容医療学寄附講座の高田章好教授と共同で、低分子コラーゲンを配合した美容ドリンクを開発、ヒトにおける有効性を評価した結果、皮膚粘弾性の改善やシワの本数の減少など、美容に有用であることを確認した。 同成果の詳細は、2011年9月10日、11日に開催される第29回日本美容皮膚科学会にて発表される。
http://news.mynavi.jp/news/2011/09/09/009/index.html
コラーゲンは、ヒドロキシプロリンを多く含み、加齢に伴う皮膚機能低下を改善する食品として期待されている。従来、コラーゲンを経口摂取しても効果が無いとされてきたが、近年、低分子化することで体内の吸収率が増加することが報告され、特に飲用後血中のヒドロキシプロリンが増加することから皮膚の機能改善など美容効果に寄与していると考えられるようになってきた。しかし、長期飲用による美容効果に関する報告はこれまで無かった。
マウスではなく「ヒト」であること、コラーゲン「ドリンク」であることがネックだと思います。
コラーゲンは、タンパク質で、肌細胞に増えれば美容効果が高いものです。
但し、食事による摂取では考え方が分かれています。
タンパク質は、消化器官でアミノ酸にまで分解されてから体内に吸収されます。
コラーゲンがコラーゲンのまま体内に取れこまれて肌細胞に送り込まれるということはほとんどないと考えられています。
そのため、コラーゲンの元となるアミノ酸を摂取するのが重要なのですが、普段から他の食材から十分に摂取している人にはほとんどこうかはでないのではないでしょうか。
逆にアミノ酸の摂取バランスが悪い人には効果があるかもしれません。
その割には高価だが。
対象群を意図的にタンパク質欠乏状態に置けばオッケーでしょ。
イワシの頭って何ですか?