私はこれまでビュッフェ形式の食事では食べ物の持ち帰りはできないものと思っていました。
ところが、つい先日、トルコのイスタンブールの高級ホテル(下記※)で以下のような体験をしました。
パンがとてもおいしいのでウェイターに尋ねました。
A(私):このパンと同じものを買える店は無いかな?
B(ウェイター):ここで買えるよ!
A:払いはどのように?
B:自分へ
B:いくつ欲しいの?
A:8個
…かごに入れて持ってきた
A:いくら?
B:お金はいらないよ
A:さっき自分へって言ったじゃないの
B:あれはジョークなんだ!
A:包装してもらえない?
…折りたたみの紙製の箱に入れてくれた
この様な持ち帰りが容認されているのは
海外のホテルでは一般的なことでしょうか?
トルコのホテル特有のことでしょうか?
そのホテル特有のことでしょうか?
そのウェイター個人の独断でしょうか?
回答の根拠となるURLを紹介してください。
※ジェイラン インターコンチネンタル イスタンブール
CEYLAN INTERCONTINENTAL ISTANBUL
http://www.splendor.jp/hotels/intercontinental/istanbul/index.html
珍しい事ではないので紙製の箱を用意していたと推測されます。
持ち帰りの容認(黙認)については、一般的な事と言っても良いでしょう。
Do you steal from a hotel buffet breakfast? | Have a lovely time の投票とコメント欄で論じられていますが、投票結果 を見ると 67% が「何が悪いの?」に投票してます。
「不作法・がめつい・礼儀を知らない」に投票しているのは 15.2% に過ぎません。
(ちなみに "common" は、「一般的な」ではなく、「粗野な、不作法な」の意だと思われます)
コメント欄では否定的な意見が多いようですが。
では、海外ではどこでも大丈夫か、というと、一概には言えないようです。
上記記事のコメント欄にも「ハネムーンでスロベニアのリュブリャナに泊まった時、ホテルの壁に『持ち帰り禁止』の掲示があり、犯罪者扱いされているようで不快だった」とあります。
朝食からは外れますが、Leftovers を見ると、
In some countries, like France, people would frown upon a diner asking for a doggy bag.
フランス人は「ドギーバッグ(持ち帰り用の容器)」がお嫌いなようです。
また、The (partial) triumph of the doggie bag | Restaurant-ing through history にも
The most expensive and elegant places, such as the Four Seasons and upscale French restaurants, showed a distinct dislike of the custom.
とあり、超高級のホテルやフレンチレストランでは良い顔をされないようですので、これが同じイスタンブールであっても フォーシーズンズホテル イスタンブール だと対応が微妙に違っていたかもしれません。(手配はしてくれても、「特別ですよ」と恩着せがましく言われたり、ですね)
ホテル側の立場に立つと、「(布の)ナプキンごと持っていかれるよりは、紙箱の方が安上がり」でしょうから、「とりあえずウェイターに聞いてみる」というのは正しいやり方だと思います。
some customers have always smuggled away food from restaurant tables, usually in napkins. Maybe to stop this, the custom of furnishing diners with bags in which to take home leftovers began
The %28partial%29 triumph of the doggie bag | Restaurant-ing through history
ドギーバッグが始まったのは、ナプキンの損失を止めるためと書かれています。
余談ですが、個人的に気になるのは、mkonomi さんがそのウェイターにチップをあげたかどうかです。
会話を読んだ限りでは、彼が遠まわしにチップを要求しているような気がしてならないのですが。
以上、お役に立てることを祈りつつ。
南の島のホテルに滞在していてお食事のときのパンは持ち帰って、桟橋から魚にあげると言えばいつでももって帰れましたよ
http://www.mirihi.com/
ピクニック用にバゲットを持って帰ってる人もいました。
その人は包んでもらってました。
http://www.newcaledonia.jp/stay/noumea/meridien.html
場合によるのでは。
「そのホテル次第だとおもいますが一度、テークアウトようのボックスくださいとと
いうのをだめもとでボーイにトライしたら如何ですかね。」
なんて書いてありますね。
一概には なんとも言えないと思います。
ま、朝食では そんなことは ないと思うけど。
宿泊したのはクラブフロアの部屋でした。
クラブフロアの宿泊者はボスポラス海峡が望める展望の良いクラブで終日ワインやコーヒー、ソフトドリンク、軽食の食べ放題、飲み放題、インターネット使い放題です。
しかし、質問文にあるビュッフェ朝食の会場は上記クラブとは別のフロアにあり、一般の宿泊者と一緒に利用します。
なので、持ち帰り用のボックスを用意してくれたのは宿泊クラスによる特別サービスではなっかたのだと思っています。
今後同ホテルを利用される方は質問文と同じプロセスをたどればどうどうと持ち帰りができる可能性が高いと思います。
バイキングと言う用語は日本だけで用いられているようです。
ちょっと調べてみました。
【バイキング】
多種の料理を1か所に置き、各自が取り分けて食べる形式の料理。
一定料金で客に食べ放題にさせるものとして、
スウェーデンのスモーガスボードの様式を取り入れ、日本のレストランが命名。
【Buffet】
A buffet is a system of serving meals in which food is placed in a public area
where the diners generally serve themselves.
Buffets are offered at various places including hotels and many social events.
【Sideboards】
Sideboards are also known as buffets as they may be used to offer the dishes of
a buffet meal to guests.
【Smorgasbord】
Smorgasbord is a type of Scandinavian meal served buffet-style with multiple dishes
of various foods on a table, originating in Sweden.
In Norway it is called koldtbord,
in Denmark it is called det kolde bord,
in Finland seisova poyta,
in Iceland it is called hladbord,
in Latvia "Aukstais galds" and
in Estonia rootsi laud (meaning Swedish table).
Smorgasbord became internationally known as Smorgasbord at the 1939 New York World's Fair
when it was offered at the Swedish Pavilion's "Three Crowns Restaurant."
It is typically a celebratory meal and guests can help themselves from a range of dishes
laid out for their choice.
In a restaurant, the term refers to a buffet-style table laid out with many small dishes
from which, for a fixed amount of money, one is allowed to choose as many as one wishes.
【References】
Smorgasbord
http://en.wikipedia.org/wiki/Sm%C3%B6rg%C3%A5sbord
http://www.dlc.fi/~marianna/gourmet/smorgasb.htm