①ひろし君が学君と50m競争したら、ひろし君が5mのさで負けました。このとき学君のスタートラインを何m後ろにすれば、同時にゴールしますか。
②ひろし君の年齢を5倍にすると、お父さんの年齢より6才多くなります。お父さんはひろし君より26才年上です。お父さんの年齢がひろし君の年齢のちょうど3倍になるのは今から何年後ですか。
考え方だけ
①ひろし君が学君と50m競争したら、ひろし君が5mのさで負けました。このとき学君のスタートラインを何m後ろにすれば、同時にゴールしますか。
学君が50m走ったときに、ひろし君は45m走れたということですね。
このとき、ひろし君が1m走っている間に、学君が何m走っているか分りますか?
50m÷45m
ですね。
では、ひろし君が50m走る間に、学君が走る距離は分かりますね。
学君が走る距離が分かれば、あとは分かりますよね。
5mではないことも分かりますよね。
②ひろし君の年齢を5倍にすると、お父さんの年齢より6才多くなります。お父さんはひろし君より26才年上です。お父さんの年齢がひろし君の年齢のちょうど3倍になるのは今から何年後ですか。
まず、もしお父さんが6才多く歳を取っていたら、ひろし君の年齢を5倍にするとちょうどですね。もしもそうなら、26+6=32で32才年上ならひろし君の年齢の5倍であるということですね。これを式にしてみましょう。
お父さんの年齢=ひろし君の年齢×5
お父さんの年齢=ひろし君の年齢+32
ということは・・・
ひろし君の年齢×5=ひろし君の年齢+32
ということですね。
もうひとひねりして式を工夫します。
ひろし君の年齢+ひろし君の年齢×4=ひろし君の年齢+32
これは理解できますか?
ひろし君の年齢の5倍は、ひろし君の年齢の4倍に、ひろし君の年齢を足したものと同じですね。
もうちょっと式を見直します。
ひろし君の年齢+ひろし君の年齢×4ーひろし君の年齢=ひろし君の年齢+32ーひろし君の年齢
これは、大丈夫ですか?
ひろし君の年齢を引いたもの同志は同じ大きさですよね。
ということは・・・
ひろし君の年齢×4=32
ということですよね。あとは分かりますね。
50:45というのをどうすりゃいい? って考える。
考えないと身につかないですよ。
そういう問題が出るってことは習ったはず。
習った範囲で応用が利くはず。
応用しないと、この先きつい。
②まずは今の年齢を考えよう。
ひろし×5がお父さん-6。ひろし+26がお父さん。
五倍とか、26歳差とかいうあたりから5歳の近辺だとよそうする。
5×5-6 ……ちゃうな。ひろしはもっと年上だ。
6×5-6 これもだめ。26歳差がでない。
7×5-6=29 う~んだめ
8×5-6=34 いい感じじゃない? 8+26=?
で、三倍ってことは3の倍数であるはず。
だいたい……
8歳と34歳だったら今、4倍くらいでしょ。
2年進めてみよう
10歳と36歳。だめ
もう2年。
12歳と38歳! 惜しい!
って、小学生ってこんなにざっくりと問いてたっけ?