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現代からヴェートーヴェンたちクラシック作曲家全盛の時代にワープした主人公は、ベートーベン以降の音楽史について、「19世紀以降の音楽における本質的な変化は、バックビートの登場だけだ」と語ります。(P190周辺)はたしてこの音楽史に対する認識はどの程度妥当なのでしょうか? 音楽の作り手・受け手双方をとりまく環境については、20世紀に大きな進歩があったいっぽう、たとえば電子音楽の発展などは、音楽そのものの本質的な変化とは呼びえないものなのでしょうか。一般的な音楽史に対する見方でも、個人的な音楽史観でもかまいませんので、この認識の妥当性についてお答えいただけると嬉しいです。
妥当かどうかは何ともと思いますが、電子音楽は音楽その物の変化ではなく、単に楽器が変わったに過ぎません。
人間自体の感覚にさほどの変化はなく、音楽も本質的には同じ物と言って良いと思います。
かの誰かさんも言ってます。
「音楽にはジャズもクラシックも無い。あるのは良い音楽と悪い音楽だけだ」
ちゃんちゃん。