両OSの性格の違いはあるとは思いますが、この何年か、PC陣営は一体何をやっていたんだ?という釈然としないものを感じてしまいます。
iPadがヌルサクな一方、何年経ってもPCのユーザーエクスペリエンスはビミョーな状態から改善しない原因というか理由というか経緯というか、その辺りをどなたかスッキリ解説して頂けないでしょうか?
iPadを動かしているiOSとWindowsの“重さ”の違いは、バックグラウンドで動いているタスクの数の差と言っていいでしょう。
Webブラウジングのみだと、iOSではせいぜい2~3個のタスクが動いているだけですが、Windows 7では30以上のバックグラウンドタスクが動いています。
とくにWindowsではセキュリティ対策ソフトが処理を重くしています。iOSはサンドボックスになっているため、Windowsのような重たいセキュリティ対策タスクを動かす必要はありません。
Windowsは、その歴史の長さから様々なバックグラウンドタスクが動いているわけですが、その全てが必要なわけではありません。Windows 7では、下記のようにパフォーマンス調整できるようになっています。
http://jutememo.blogspot.jp/2012/04/widows-7.html
Windows陣営でも新進の Windows RTのIEによるブラウジングスピードは、iOS上で動くSafariより早いという報告もあります。