たとえば、草食動物ですと、いつも何か食べているのが多いですね。移動中や睡眠中は別でしょうけれど。
象は長生きhttp://www.seaworld.org/animal-info/info-books/elephants/longevity.htmするそうですが、歯を磨きません。現代人なら、一年間、歯を磨かなければ、大変なことになると思います(虫歯で大変。口臭も。口臭は、野生動物には関係ないですが。)。
ライオンなど、肉食の野生動物は、餌にありつけば、歯を使って食事しますが、ありつかなければ数日、歯を使いません。クマは、冬ごもりの期間はほとんど歯を使わないでしょう。よって、歯を使わない期間が結構あります。餌が酸化して、歯を溶かしかねません。
うろ覚えなのですが、歯槽膿漏の治療に詳しい片山恒夫さんの本によりますと、人間は食物に火を通して食べるようになったことで、歯の本来の機能を損なうような食生活になったというようなことを書いてたという記憶があります。
(火を通した食物はやわらかいうえに、歯にまとわりつきやすく、それが虫歯や歯槽膿漏の原因となりやすいみたいなことだったと思いますが)
人工のえさを食べるペットに歯槽膿漏があることを考えますと、そうかもしれないなとは思います。