ところが、道にすり減った靴の裏は落ちていません。
そこら辺の道だったら、そうかもわかりませんが、大勢が歩く大きな駅にも見当たりません。
どこに行ったのでしょうか。
すり減った靴の底はどこへ?
こたえ
細かい粉になって落ちている
靴の底がすり減るのは、歩いているときに地面とこすれるためだ。これは、靴底にヤスリをかけているようなものだから、すり減った靴底のゴムはヤスリで削り取ったような細かい粉になって地面の上に落ちる。そのほとんどは移動していくうちに、砂や土などにまざっていくんだ。そして、とても長い時間で考えれば、空気中の酸素と反応したり(酸化)、太陽光の働きで変質して分解されるほか、ゴムを分解する微生物などによって分解され、大部分が自然に帰るらしい。ただ、靴底のゴムよりもはるかに大量のゴムの粉が、自動車タイヤがすり減ることでまき散らされている。こちらの方は道路や環境を汚したり、生物の健康に悪い影響があるかもしれないと心配されている。
山村 紳一郎 (サイエンスライター)
http://www.kodomonokagaku.com/hatena/?1baf69504920562083d2b775630083d4
だそうです。
大きな駅は掃除されてますからゴムのかすは取り除かれます。
ただし取り除きにくい材質の床では跡になって残ります。
http://www.northpinetree.com/blog.php?aidx=21926
綺麗な商談スペースというのを心がけてはいますが、どうしてもお客様が来店して下さったり、従業員が出入りするとついてしまうのが、この靴のあと。この靴のあとがなかなかとれない。
ゴムをこすりつけたようなあとで、雑巾でごしごしこすってもなかなかとれません。