もしも、あれが映画化されたらありそうなシーンや決めぜりふを考えてください。
妄想力全開でお願いします。
焼け焦げた村は、人の気配がしなかった。村の中心の大通りだったと思われる開けた場所で、モモタは周りを見回した。ひときわ大きな瓦礫をどけると、オオカミが転がっていた。モモタは、躊躇せずオオカミを触る。
それは、オオカミの毛皮を被った男だった。
瀕死の男をモモタは介抱する。その男は、自らをイヌと名乗った。
行く先々でオニの噂と行状を見る二人。
尾根を越えると、対岸の村が燃えていた。つり橋を走って渡るモモタとイヌ。
橋の出口で、二人を止める影。敏捷な身のこなしは、猿の様だった。
「今は行っちゃいけねぇ、オニがいる」
「だから行くんだ」
「その武器じゃ、無理だ」
村から立ち去るオニの後ろ姿を見るモモタとイヌ。サルの指すオニの首領は、山よりも大きかった。
村に入ると、あちこちに村人が倒れている。
通りかかった家の中から、女の子の泣き声が聞こえてくる。入ってみると、少女が倒れた女性にすがって泣いていた。
「おかあさん、おかあさん、返事して」
女性はもう、息も絶え絶えだった。
静かに泣いている少女を見て、モモタは刀の柄を、手が白くなるくらい強く握った。
「サル、教えてくれ。オニを倒す方法を」
振り向いたサルがおびえるほど、モモタの目は怒りに燃えていた。
島に向かって船を漕ぎながら、イヌがサルに聞く。
「なあ、倒せるかな。俺達に」
水平線を見ながら、サルは言う。
「無理だな」
サルへ振り向くイヌに、モモタの背中を指しながらキジが告げる。
「普通ならな」
舳先で刀を持ち、島を凝視するモモタの背中は、普通ではなかった。
「やるしかないか」
イヌは、再び漕ぎ出した。
「なあ、俺は、オニに勝とうとは思ってない。」
モモタの背中は語り続ける。
「無念を、晴らしたいだけだ。俺がどうなろうと、それは関係ないんだ」
モモタの柄を握る手は、白くなったままだった。
足を引きずり、財産の袋を担ぐモモタ。
イヌに肩を貸すサルも、片手が垂れている。
キジは元気そうだが、目が見えない。
満身創痍で村に帰ってきた。馬も、船も武器もない。
村の入り口のつり橋を渡ろうとすると、オニの首領がボロボロになりながら現れる。
イヌとサルは迎え撃つが、倒される。
キジは村へつり橋を走る。が、入口で力尽きる。
財産の袋を、つり橋の半ばから村へ投げ込み、モモタはオニに立ち向かう。
組み打つオニとモモタ。
つり橋の真ん中でオニをがっしり掴み、小刀を振りかざすモモタ。
少女が袋を持ち上げるのを見てから、ニヤリと笑うと、つり橋の縄を一刀両断する。
谷底へ落ちるオニとモモタ。それを、濃い霧が隠していく。
あの桃太郎なら認める。
おとぎ話の極悪人とは違うもの。
と言うことはイスタリクラスでなければ太刀打ちできない。
どうしても闘うのならミスリルとアンドゥリルを(ry
・・って、何か裏技使うって設定もありそうだな。
ディスプレイで鬼ヶ島の俯瞰図を・・どっかのアニメにあったな。
貧者の核兵器とか・・。
たけじんさんの描くモモタもカッコイイです。惚れ惚れしました。
> おとぎ話の極悪人とは違う
私は子供の頃、就寝前の読み聞かせで芥川の桃太郎を読んでもらうのが大好きでした(^_^;;
■Beiriiさん
あの鬼やたら頑丈そうですものね。
伝説の武器ゲットはありだと思いますよ。
両刃の大剣をふるう桃太郎も格好良いかも。戦斧もいいな!(それは金太郎)
■miharaseihyouさん
あらゆる裏技何でも使っちゃってください。第二弾楽しみにしています。
「もはやそれは桃太郎と呼べるのか!?」みたいなのでも全然大丈夫です。
回答欄が足りなければ増やしますよ、わくわく!
回答リクエストを送りたい方がたくさんいますが、とりあえず"念"だけ送っておきます。届け!
ネタカテなんで、どうぞ気楽にご参加くださいませ。よろしく♪
「日本一の桃太郎は犬猿雉の三匹の忠義者を召し抱かかえた故、鬼が島へ征伐に来たのだ。」
「ではそのお三かたをお召し抱えなすったのはどういう訣でございますか?」
「それはもとより鬼が島を征伐したいと志した故、黍団子をやっても召し抱えたのだ。――どうだ? これでもまだわからないといえば、貴様たちも皆殺してしまうぞ。」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/100_15253.html
<<
彼なら、全編120分中、セリフ発する回数が数回でも大丈夫そうな気がする。
※見たばっかりの「許されざる者」の影響大ですが・・・
脚本書きの苦労が分かる。
私は私でいろいろ妄想中でして、目下いちばん考えているのは「鬼どもは、鬼ヶ島から本土の村へどうやって移動したのか?」です。泳いで?海底を歩いて?はたまた?
私は苦手なんだ、コレが。
ダブルヒロインにして、一人は鬼の頭目で実は桃太郎の幼なじみ、もう一人はお城のお姫様・・・。
SF仕立てにすれば移動手段は何とでも解決します。
早い話が海底を歩いて移動しても良いし、浮力を調節して身体を浮かせて推進してもいい。
空だけは飛べないって設定の方がリアリティーがでそうな気がします。
私の提示した世界では、少女がいるだけ。
モモタには、かつて愛した人がいたが、今はこの世にいない。
オニは、水の上も同じように歩くだけ。って感じですか。
でも、イヌの抜く刀は日本刀。
やっぱ、大きいのはラスボス?
ヒロインの件は私も考えてて、悩みどころなんですよね。囚われの姫君を救出してほしい気もするし、ストイックに徹してほしい気もします。(どちらにしてもヒロインとハッピーエンドにはならなそう)
鬼の移動手段は、ちょっと変なのを思いついて検討中。楽しいなあ、妄想。
> 改めてCMを見ると、日本じゃないのね
そうそう。荒れた果てしない大地を馬で駆けていったりとかね。
イヌが日本刀で、サルが手鉤つきの手甲だってのは見えるのですが、キジの武器がわかりません。
> 大きいのはラスボス?
複数いるんで、miharaseihyouさんが2つめで書いておられるような、パワードアーマーの類かもしれません。巨神兵みたいな人造兵器とか。
ってのは?
逃がすと、ほかの星へ逃げられてしまう。
欲しかったのは、故障した母船を修理する物質。
→ 人ひとり分の何かとか。
全然CMとイメージが変わるが、視点を変更すると、これでも世界は崩してない。
規模からいって地球侵略が目的ではなさそうですね。
桃太郎&仲間たちがどう関わっていくのか気になります。
締め切り前の入稿って、・・ここは編集部か?
とにかく一応はかっこつけました。
足りない部分は皆さん各自で想像して下さい。
プロの力量に、圧倒されたい。
みなさま、花冷えを吹き飛ばすような熱烈な作品を、本当にありがとうございます!
微妙にポイント差をつけはしましたが、いずれも素敵でした。心よりお礼申し上げます。
BAは、えー、もうちょっとだけ時間ください。選びます。選べませんが、選びます(^_^;;
(「あなたへのお知らせ」がちゃんと知らせてくれました。GJ!)
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書き込み環境ではないところにいるので(回答もコメントもできないのです)これお送りします。
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「レーザ伝達系統」
「チェック」
「接点交換確認」
「108点確認済み」
「炭素複合素材確保」
「チェック」
「始動準備に入る」
「了解」
あわただしく動く船内は、出発準備に追われていた。離陸と起動復帰、母船へのドッキング、そしてハイパースペースドライブの修理、と帰還までのタイトなスケジュールをこなそうと、乗組員はあわただしく動いていた。
貨物室の担当者に連絡が入った。
「出発前に、純度の低いものは廃棄だ」
貨物室は荷物で散乱していた。部屋の隅には、作業用のカーゴが置いてある。そのカーゴには金属や酸化物などが満載されている。収集した金属片と金属化合物は、使えるかどうかを検査し、使えない物をまとめてある。
使えない物を乗せたカーゴを捨てるため、貨物室のシールドの解除を作業員がコンソールに打ち込む。シールドが解除されたかどうかは、見た目ではわからない。
「おい、何か通ったか?」
「いや」
「あそこに温度の高い物体があるみたいだ」
「そんなはずないと思うんだが」
「おまえ、そ」「ん?」
作業員の声が、二人分同時に消えた。貨物室の中では、すこし何かが動く音が聞こえてきたが、すぐに何も物音のしない空間となった。
開いている貨物室のドアから、廊下にゆっくり転がり出てきたのはサルである。続いてイヌが顔を出し、反対側をモモタが伺う。キジがサルの指す方向へ走り、ジャンプして天井に張り付く。キジの指す方へ3人は音もなく移動する。四人の動きには、無駄と隙が全くなかった。
指令室に通じる廊下に達するまでに、5人のオニを沈黙させた。狭い船内では、長刀を振り回せないので、イヌとモモタは、オニの背後から突くことで始末をつけている。ここでは、サルの手鉤の方が有効のようだ。
指令室入口で、サルはイヌにささやく。
「あれはなんだ?」
サルの視線の先には、透明な液体で満たされた筒と、その中に沈んでいる人間があった。その人間は、女性であることがわかるほど、衣服を身に着けていない様子である。
モモタが振り向き、口の動きで伝える。
「取り戻す」
その視線をイヌは受け止める。サルとイヌは、同時に頷いた。
天井からキジが滑空し、指令室へ飛び込む。タイミングを合わせて、イヌとサルとモモタが飛び込む。床を音もなく転がる3人は、そのまま動かなくなった。キジも床の上10センチの位置から動かない。
「侵入者捕捉。指令室集合せよ」
館内放送が響く。貨物室で倒れていた作業員も、頭を軽く振ると廊下を指令室へ向かう。ほどなく、指令室はオニで満たされた。
「おまえ、ここ知ってるよな」
「いや」
「この侵入者はだれか」
指令室内に声が響き渡る。
「認識番号1212-6-9。母船破壊と逃亡で追跡対象となっているツミビトです」
「知らないな。おれはモモタだ」
「これを知ってるか」
司令官の足元には、球状の物体が転がっている。モモタがやっと抱えられるくらい大きい。
「この焼け焦げは、大気圏突入でできたものだ。ザラザラに毛羽立ってる。」
丸い物質は赤く、所々茶色がかっている。司令官の足先に触れて、それは二つに割れた。
「母船から射出した脱出ポッドから、ここまで戻ってくるのにずいぶんかかったものだな」
司令官の目が赤く光り、ゆっくりと明滅する。その眼を見ているモモタの眼も、それに同期して赤く明滅し始めた。
顔を見合すサルとイヌ。キジとサルとイヌは、ひとくくりにされて、指令室の端に転がされていた。
「なんて言ってるんだ」
「わからねぇ」
「でも、あの目はどういうことだ?」
「みたまんまだろ」
「どうすんだ?」
「なにしにきたんだよ」
「オニ退治だ」
「モモタが何者でもどうでもいいだろ」
「モモタと一蓮托生だってきめたんじゃねぇか」
ささやく三人は、同時に腰に手を当てた。モモタの声がよみがえる。
「オニに捕まったら、このダンゴを引き抜いて投げつけるんだ。」
イヌがモモタを見つめると、モモタの手が腰でわずかに動いた。
サルがうなずくのと同時に、キジが頭を振り、イヌの毛皮に隠されていたダンゴを引き抜いた。
転がる黄色い球体を、サルが筒を背にして立っている司令官の足元へ蹴りこむ。
と、同時に、モモタが飛んだ。
離陸しかけた宇宙船のシールドが破れ、金属を満載したカーゴと一緒にモモタとイヌとサルとキジと女性が落ちてきた。そのまま上昇を続ける宇宙船は、雲を突き抜けると、明るく輝き、跡形もなく消滅した。
さて、ベストアンサーは結局、No.2《モモタの背中》に。惚れました!
参加してくださった全員にBAを進呈したい気持ちでいっぱいです。
重ねて篤くお礼申し上げます。
実に愉しい一週間でした。ずっと頭の中で件のCM曲が流れてました。
また機会がありましたらよろしくおねがいいたします。
皆さんの作品、世界観がそれぞれ有って面白かったです。
CMは、あれ一本で続編は無いらしいのが残念。
かきつばた杯かと見紛う力作ぞろいとなりました。
ありがたいことです。librosは幸せ者です。
CM第二弾がないのは残念ですねー。
巨大鬼との接近戦が見たかった(何のCMだか全くわかんなくなっちゃいそうだけど)
小さな女の子に「お話しして」っておねだりされているような気分になってノリノリでした。
時間があれば、もうちょっと(あの十倍くらいは時間が掛かるんですが)設定を頑張って、一本上げたいところだった。
ありがとうございました。
告知なしの一週間でこんなに書かれるなんて、充分凄いです。
miharaseihyouさんはお願いすればガンガン書いてくださるってこと、忘れません♪
これからもどうぞよろしくお願いします♪(とんでもねーな)
「いきなり何のシャレだ」って思う方。
だいぶ前の質問(http://q.hatena.ne.jp/1366043319)の回答です。
※幸標というのは、人の名前でアール
さてと、今更になってしまいましたが、返信です。
予想外の高評価ありがとうございます☆
最近ネタ質問が減っていて暇だったんですが、今回は楽しめました。
これでも一杯妄想したんだぜ。
(ちなみにさ、やられた犬とキジなんだけど、大抵フィクションでは、ラスボスと戦ってピンチの時に現れる事が多いんだよね。きっとあの2人は来るはず…)
こちらも太郎さんが打ち勝つことを祈って・・・。
それにしても、miharaseihyouさん。カッコよすぎ!
(にしても、かきつばた杯60開催されないだろうか…)
正直、今回は卒業&進学祝いにちょこっとだけ盛りました。(ほんとにちょっとだけね)
次からはベテラン勢と同基準で配点しますんで、覚悟してかかってきやがれ!です。果敢なチャレンジお待ちしております。
『やられた犬とキジなんだけど(略)きっとあの2人は来るはず…』は、めっちゃ良いです。なぜそれを本文で書かないかな!
続編、できましたね。
https://www.youtube.com/watch?v=5hrMy9pHQH0
ちょっと、考え過ぎちゃったのかなー :-p
人材不足だろうな。
とここに書いておこうと思ったら、もう既に。みなさま反応がお早い!
確かに前作に比べて物足りないですね。
それぞれのシーンに妄想の膨らむ余地がなく、貧弱な感じです。
一番よろしくないのは人間相手に修行してるとこ。宮本武蔵がダメとかではないのですが、
武蔵と互角になった!って言われても、うーん。
どうせなら中島敦『名人伝』のように、人並みはずれた修行を積んでもらいたいものです。
あの雰囲気では、もう一本くらい続編がありそうで、それに期待したいです。
それに、静止画としての印象が強烈だということは、それぞれのコマのインパクトが強すぎるくらい、かっこいいということだと思う。
Episode 1 は、多少は近影のカットを挟んでるものの、どれも横から撮ったありきたりのカット割り。
「絵コンテ書いたやつ、出てこーい」って感じ。
いや、お金とか力を持った人の横やりが入ったのかな、とか、邪推もしちゃうんですけれど。
スタッフ、Zero と 1 で同じなんですかね。
Zero の方は、モニタをのぞき込んでるのは、多分、監督で、カット割りからも手慣れた感じの外国の方のように思います。
https://www.youtube.com/watch?v=4V4H2M1O3GM
1 の方も、公式のメイキングだと BGM でかき消されてますけど、先のコメントで貼った方だと「Action !」の掛け声は、外国の方がメガホンを持ってるのだと想像できます。
でも、同じメンバーとは、到底思えないなあ。
まさか、空撮とかをするためにスタッフにかけるお金を削ったなんて、まさか、ね。
あれこれ百歩譲って、あの上海映画の中国拳法に出てくるような二刀流の剣さばきは無いわあ。
大野剣友会 呼んでこーい。
小栗君の服装が、なぜ江戸時代なのか…
だいたい、もともとおとぎ話として成立したのが室町時代らしいのに、江戸時代の剣豪を持ち出す意味がわからない。
桃太郎が誰かに師事するなら、オビ・ワンよりもヨーダというセオリー通りにして欲しい。超絶的な能力を持つ、仙人のようなジジイが必要。しかも、直接組手なんてできないくらい力量に差がある。
二刀流のおっさんの弟子が、一刀流というのはなぜなのか。戦術と戦略の人武蔵が、ただ組手の修業をするってのも変だし。ノルマとレシピを示して、これやってこいというだけではないかなぁ、武蔵なら。
その人が、妖刀か魔刀のような刀を託すというし。
どの方向に考えても、思考停止の上で行動したとしか思えない。
というか、立ち止まった分岐点で、ことごとく期待と反対の方で踏み出したとしか思えない。
撮影も、ヘリ使うなら、最近はやりの電動小型ヘリの方が。
一度負けたなら、ひたすら追い続けるのが小栗モモタロウと思えて。その追跡行の間に、仲間が増え、腕が上がる。
挑戦権を得られるほど腕は上がってはいないが、もうこれ以上は待てない。→ZEROの小栗君の表情
ZEROのト書きが嘘になっているのも、イヤだなぁ。
(噂を聞いた桃太郎とあるのに、すでに対戦済みとは…)
センスの問題とは良く言いますが、これほどセンスの違いを見せられる例も珍しい。
「大人の事情ですかねぇ」(ZEROをわかんない人だとしたら、清涼飲料水作らないでほしい)
想像力をかきたてて「もう1回見たい!」と思わせるのが良いCMなのに、わかってない。
がっかり要素が多すぎて、たけじん師匠が立腹なさるのももっともです。
続編に期待する、と書きましたが、この調子でいろんな剣豪と対戦していくみたいなストーリーに
なったらイヤだなあ。
http://q.hatena.ne.jp/1399978484
(イヤだなあと言いつつ、いろんな剣豪と対戦する桃太郎を想像したのがバレバレである)
そりゃまあ、これから夏場を迎える・・ペプシだからねぇ。
気持ちは分かるんだけど、人気が出てなんぼの世界なんだけどなぁ。
続編は殺陣も荒が目立った。
仮面ライダーとかの世界に逆戻りしちゃったって感じ。
飛べないねぇ。
狼に育てられたっていうエピソードが加わった。
武蔵よりいいんじゃない?
ただ一人の生き残りと、桃太郎との出会いって、私が書いたのと似てね?
たしかにたけじんさんの作品と重なるところがありますね。
イヌ、エピソードZEROの時に一匹狼っぽい奴だと思ってましたがホントに狼の一族だったとは。
たった一人生き残って自らイヌと名乗るなんて切なすぎるとキュンキュンしてます。
半年 経って、口出したがりの上の方が変わったかな :-)
90秒バージョン。
https://www.youtube.com/watch?v=OdbPldB746E
予算を使ってロケしてるし、武蔵編よりもストーリーが練れている。
私が前回の設定で悩んだのが鬼の大きさなんだけどね。
人間よりも大きいけれど、10m以上とかじゃなくて、精々が3m~4m程度の設定かな?
その方がお話しは面白くなるけど。
「全てを奪い去ってしまいました」のところで山肌を薙ぎ払ってる前作からのやつは、ちょっと小さくなった(山よりは大きくない)けど、10~15m くらいはある感じ。
犬の群れを集団で追ってくる奴らは数m ってところでしょうか。
犬の群れを追いかけるところの鬼の関節の向きが変わってるところ(最近のSF のエイリアンチックなやつにありがちな)が、ちょっとなあ、と思っちゃいました。
国籍不明な世界観でも、和風なテイストを引きずっているのだったら、トカゲやイモリの腹を擦りながらざざーって迫ってくる感じの方が良いのに、と思ったり。
真横からのアングルじゃ分かりにくいじゃん、ってところを上手く処理するのがプロだから :-)
Ep.3のキジ、見た目めっちゃグレードアップしてるんですけどっ。
ひたすら舞ってるし。
しかも何故か勝ってるし。(実際に斃したのは桃太郎なのか)
ストーリーの胸キュン度はイヌに敵いませんが、ビジュアルの豪華さが素敵です。
あの舞いは、パワーを練り上げているのだと思って観てました。
不器用な兄への思いや国の民たちの切実な願いなどを取り込みながら、強く、純粋な。
半年に一本のペース :-)
次にも期待。
鳥の村にある、ティムバートンの映画に出てきそうな樹もステキ。
キジの舞は力強く華麗でした。あの大きな翼でよくはばたき続けたなー。
今回は全体的に画がすばらしく良いと思いました。
次はサル編ですね!わくわく!