文系よりの複合系
ゼミの選択(指導教官を決める、入学前から決まっている場合と入学後お願いしに行く場合とあり)→修士の1年目は授業があるのでそれに出て単位を取る→2年目は修論を提出(2年以上かかる人もいる)→博士(後期)過程に進むか考える、試験がある場合とない場合と両方ある。
論文の書き方は自分で書いたものを指導教官に見せて、いろいろ突っ込んでもらって身に着けていくという感じです。学会誌への投稿となると博士以降にやる場合が多く、その場合はかなり厳しくなります。
大学にどれだけいるかは理系文系、専攻で違います。理系は研究室にこもっている割合が多い気がします(バイオとか)。文系は本や論文さえあればどこでも研究はできるし、専攻によっては国内外での調査が必要になり、むしろ大学にいられません。
一番大事なのは主体的に勉強する姿勢。大学院は主体性があることが前提となっているので待っているだけでは何も進みません。
あとは、自分が研究者向きか否かを修士のうちに見極めて、向いていないと思ったら早めに就活を始めたほうがいいです。大学入試とはまた違う学力、能力が必要で、努力すればだれでも博士号がとれて研究者に慣れるというわけではありません(大学のレベルにもよりますが)。博士課程まで進んで途中で辞めると年齢は30近く、挫折感もあり、いろいろと大変です。