英語版の OS(特によく使うのは Win7 Ultimate 64-bit)を使っていますが、日本語のユーザーインターフェイスに関して、下記の困り事があります。
1)日本語UIしか用意されていない場合があり、メニューの文字などが化けている
2)日本語UIも用意されているが、OSが英語のため、日本語のUIで使いたくても、自動的に英語のUIだけがインストールされてしまう場合があり、上記1と同じく、メニューの文字などが化ける
おそらく、2 については、アプリごとに対処が異なるのでしょうが、1 については、「まず試みるべき、OS 水準での設定」とでも表現できるような対処法がありそうに思います。
つきましては、そのような対処法がありましたら、お教え下さい。
なお、私が使う機会が多いのは、下記の OS です。Win だけについてのご回答でも構いません。
a)Windows 7/8/8.1/10 (64-bit)
b)Mac OS X (64-bit)
c)Linux (64-bit/32-bit)
d)Android
e)iOS
よろしくお願いいたします。
Linux の話を。
Unix 系は、元々、国際化 (i18n) の仕組みがあります。
通常のプログラムで国際化が必要な場合には、この仕組みを使ってプログラムを作ります。
OS に英語版というものは無く、英語のリソースがインストールされていて、それがデフォルトのロケールとして英語が指定されている状態が、それに当たります。
ロケールごとにリソースを用意しておいて、プログラムからはロケールの指定にしたがってリソースを取得します。
ロケールの指定は、LANG 環境変数で行います。
なので、X のデスクトップが英語で表示されていても、LANG 環境変数に日本語の指定をしてプロセスを起動すれば、そのプログラムだけ日本語の表示で動作します。
# 日本語のリソースがインストールされていて、プログラムが i18n に従って作られていれば。
ロケールには、ja_JP を指定しておけば良いと思います。
デフォルトのロケールの仕方は、Linux のディストリビューションによって違うようです。
CentOS の場合は、/etc/sysconfig/i18n に記載するそうです。
http://zero-config.com/centos/changelocale.html
Ubuntu の場合は、update-locale コマンドを使うのだとか。
http://www.dreamedge.net/archives/111
ログインした後だけで良ければ、そのユーザの .bash_profile とか(ログインシェルに合わせてください)で LANG を設定するのが簡単かも。
ここに、色々なディストリビューションについて書いてあります。
http://www.cyberciti.biz/faq/how-to-set-locales-i18n-on-a-linux-unix/
# さっきの /etc/sysconfig/i18n は古い書き方だったか...
Winについて回答します。
全体設定ですが、以下を試してみてください。
http://d.hatena.ne.jp/replication/20130314/1363184089
http://snow-white.cocolog-nifty.com/first/2010/01/windows-7-3ea7.html
ソフトによっては再インストールがいるかと思います。
(他言語対応のソフトでは設定画面などに言語選択があるかも)