・ネット上の特定のページで、ページ内のすべての画像だけを抜き出し保存する
require 'open-uri'
require 'nokogiri'
url = 'http://q.hatena.ne.jp/1477032715'
Nokogiri::HTML(open(url)).css('img').each do |a|
src = a[:src]
next if src.nil?
next if src !~ /\.(gif|png|jpg)$/i
fn = File.basename(src)
next if FileTest.exist? fn
if src =~ /^\// then
src = 'http://q.hatena.ne.jp' + src
end
open(fn, 'wb') do |o|
open(src) do |img|
o.write(img.read)
end
end
end
・ PC内のすべてのファイル名の頭に「★」印を一気につけられるようにする
Dir.foreach('.') { |f|
if f =~ /\.gif$/i then
File.rename f, '★' + f
end
}
これらを見て、「なんだかめんどくさいなあ」と思うなら、誰かが作ったソフトを探す方へ Go 。
「何やら、面白そうだぜ」と思うなら、プログラムの勉強へ。
やっつけ感が満載ですが、先ほどのプログラムは Ruby です。
これから始めるなら、Ruby の他に、Perl、PHP、VBScript、VBA 辺りが候補になるんじゃないかと(他にもいっぱいありますが)。
これらを候補に挙げたのは、ネット上や書籍で情報がいっぱいあるからです。
Perl は、まだまだ現役ですけど、ちょっと古め。
Ruby、Perl、PHP は Windows には入ってないので、インストールする、というひと手間が必要です。
VBScript は最初から入ってる。
VBA は、Excel とかについてきます。
Ruby と Perl はライブラリを作ってる人たちがたくさんいて、それを使うことで自分で書くコードが簡単になります。
VBScript や VBA でも、大体同じことはできますが、他の三つに比べるとプログラムはやや冗長になる傾向があります。
VBScript と VBA は、文法的には同じです。
Excel のデータを使うときにひと手間いるのが VBScript くらいの感じです(大雑把)。
将来、自分でサイトを持ってみるかも、というなら PHP はありかも。
音を鳴らしたりとか、Windows 寄りのことをやりたくなると、PHP はネタが少ないです(できないわけではありません)。
Excel の世界の中に限れば、VBA が最強です。
Excel とは関係ないお題のふたつのこともできます。
Microsoft Office がプレインストールされている PC なら、すぐに使い始められます。
VBScript は、お題のようなことをやる場合には WSH というので動かすのですが、こいつは JScript という言語も使えます。
JScript は、Microsoft 版 javascript で、文法的には古いやつしか対応してませんが、これを覚えておくと javascript のコードも読めるようになります。
javascript が使えるようになると、Webページのちょろっと加工して、みたいなことができるようになります。
Array.from(document.querySelectorAll("img[src]")).forEach(function(img) {
console.log(img.src)
})
これは、表示しているページから IMG タグの URL を抜き出す javascript のコードです。
URL の一覧からデータを取得して保存する、みたいなツール(wget とか)に渡すと、最初のお題が実現できたりします。
まずは、とりあえずどれかに手を付けてみるのが良いんじゃないでしょうか。
候補に挙げたプログラム言語は、お互いに似ているところも多いので、別の言語に乗り換えようと思ったときに決して無駄にはなりません。
# というか、複数使えるようになると、とても便利 :-)