それに対し、大師や禅師は、朝廷から一回頂くという感じでしょうか。空海は弘法大師であって、他の大師号はないですね。
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国師号について、「補足」のように整理してみました。
その解釈はちょっと無理がありそうですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B8%AB_(%E5%83%A7)
円光大師法然房源空(1133-1212)浄土宗開祖。
加諡された正確な大師号は、 円光(東山天皇・1697年)・東漸(中御門天皇1711年・500回忌)・慧成(桃園天皇・1761年・550回忌)・弘覚(光格天皇・1811年・600回忌)・慈教(孝明天皇・1861年・650回忌)・明照(明治天皇・1911年・700回忌)・和順(昭和天皇・1961年・750回忌)・法爾(今上天皇・2011年・800回忌)大師(8つ)。
× 朝廷から
× 1回
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%85%E5%B8%AB
後宇多天皇が、建長寺を創建した蘭渓道隆に対し、没後に「大覚」の禅師号を贈ったのが最初である。
× 朝廷から
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%AF%E5%BF%A0
記主禅師の謚号が滅後7年の永仁元年(1293年)に伏見天皇より贈られている。
× 朝廷から
国師号: ①天皇から頂く。 よって、3人の天皇から、それぞれ頂くこともある。
②ひとりの天皇から2回、3回と頂くことはない。
ただし、重祚すれば、2回頂くことになることもありうる。
③天皇から、天皇在位中に頂く。よって、上皇になってから頂くことはない。
質問文を編集しました。詳細はこちら。
他に、「・・・尊者」「・・・大士」「・・・菩薩」という号もありました。
いろいろと貰うのですね。
昭和天皇や今上天皇からも、「・・・大師」を頂いていました。
「・・・国師」や「・・・禅師」にしなかったのは、なぜだろうと思いました。
また、これは天皇の国事行為なのだろうか、なんなのだろうかと思いました。
(「禅師」は禅僧に限ったものではない、との話がありました)