どういうわけなんでしょうか。ソウルには漢字表記がないのでしょうか。
もともと、ソウルという地名を作った際には、相当する「漢字」が実はあったのではないか、すくなくとも、名前を決めた人達の頭に中には、漢字があったのではないか、と思うのですが、どうでしょう?
◇"首尓站"とはどこなの?◇ 産経新聞 黒田勝弘 ソウル支局長 | 随筆 | ニュース | 東洋経済日報
ソウルという地名は韓国(朝鮮)固有の名前なため漢字で書けない。昔(李朝時代)は漢城とか漢陽などと漢字名だったし、日本統治時代も京城という漢字を使った。韓国では解放・独立後、漢字名をやめて「ソウル」にしたが、ハングル使用が大勢となったためとくに表記に不便はなかった。
ただ、中国研究者や観光業者などは、中国(台湾をふくむ)向けには依然、「漢城」と書き、名刺の住所などにもそう印刷していた。中国や台湾の政府やマスコミなども「漢城(中国語発音ではハンチェン?)」と表記してきた。
ところがその後、韓国側が官民挙げて「ソウル」にしてほしいと強く要請し、先年、中国語で音が似ている漢字を使って「首尓」となった。「尓」は「爾」の略字である。「ハルビン」の「ル」にあたる音だ。
匿名回答一号さまから、貴重なご教示を賜りました。ありがとうございます。
ちなみに、李朝時代の「漢城」か「漢陽」のハングル読みはなんというのでしょうか。日本統治時代の「京城」はハングル読みはなんでしょうか。特にないのでしょうか。