本日の新聞(朝刊)を見て、取り急ぎ質問するので、よろしくお願いします。アイルランドの国民投票で、強姦の場合は、中絶は差支えない、ということになったという記事を見ました。アイルランドのカトリックは反対を続けているのでしょうけれど。この国民投票結果によれば、どういう場合に中絶が可能なのか、他にも例示されているのかもしれないですが、記事ではそこまで書いていませんでした。
カトリックの本来の教義では「中絶禁止」で例外はありません。
なんせ「産めよ増やせよ」の部分を厳密に解釈していたのが本来の姿ですから。
ただ、全ての宗教は信者を洗脳する商売ですから、教義が受け入れられやすいように変化します。
様々な変化の果てに枝分かれして、全く違う宗教になってしまう例も多くあります。
例えばユダヤ教から枝分かれしてキリスト教とイスラム教に変化し、更に細分化して多数の宗派に分裂していく。
本家のユダヤ教も変化し続け多数の宗派がある。
キリスト教も無数の宗派があります。
カトリックは中世の暗黒時代に強制的に教義を固定し続け、その教義がスペインとポルトガルの植民地支配で多くの地域に拡大したに過ぎません。
教義を固定するために三角の帽子を被せられた人が無数にいるし、暗殺された人も数多い。
情報公開の時代では、当然ながら変化し続けます。
宗教じゃなくて
アイルランドは、国の法律が(そして憲法も)、この強姦されたとしても中絶禁止は不可、という事に関し、
カトリックの教えに一致していたということです。
この国は、カトリック教徒が多いわけで、いままでは、
法律も、その国民の意思に合致し、中絶は例外なく違法とされていたわけです。
ただし、カトリック教徒ではない人も、カトリック教徒であるけども、それほど熱心ではない人もいると思いますが。
ツーリストが、アイルランド旅行中に強姦された場合、他の国で強姦されたとき以上に、大変であると思いました。すぐに出国しないと、万一、妊娠しても中絶ができない、ということになりますゆえ。
(強姦され妊娠してしまった女性が、中絶の為に出国しようとして、裁判所から差し止められた例があるそうですゆえ)
しかし、強姦されて妊娠して、中絶できない、というのは、いまどき、理解しにくいと思いましたので、
現代のカトリックはそのあたりすでに柔軟になっていたんではないかなぁ、と勝手に思っていたわけです。
よって、記事を読んでいまさらながら驚いたので、質問を投稿しました。
なお、「いまどき、理解しにくい」というのは、私が不信心だからかもしれないですが。
たとえばオランダで最初に解禁になって今ではいろんな国に伝播したけど
安楽死に反対するのだってキリスト教の影響によるわけで
あとツーリストが、は無用な心配でしょう
だって旅行者はその国の国民じゃないんですから