戦国時代の織田信長は、超有名ですが、最近の歴史の本を読んでいると、信長の政策のうち、その多くが、独創的なものではなく、信長が最初に行ったものではなかった、とされているようです。
また、昔は、独創的な戦術と言われていたもののうち、桶狭間の戦いは奇襲作戦ではなく、長篠の戦いでは三段撃ちはなく、美濃攻略でも一夜城はなく、というところで、戦術的に独創性がそんなにあったわけでもない、と言われているようだす。
政治的にも、信長包囲網を作られてしまったり、石山合戦では、必ずしも必要がなかったのに、本願寺と泥沼の戦争をしたり、失敗もおおかったようです。
ただ、それでも、天下統一まで、あと少し、というところまで成功してきたという事実はあるわけです。
信長が成功した要因として、他の戦国大名と、決定的に異なったのは、どういう点だったのでしょうか?
長期戦を実行する経済力、ではないでしょうか。
あとまあ父祖伝来の土地とかに執着が薄く、便利な土地を目聡く見つけて開発する、とか。
・理性を強く持ち
何が正しく何が間違っているか
自分で判断する基準を確立し
実際に自分の目で確かめようとした
・神仏の存在を信じていなかった
それにすがったり依存しようとはしなかった
・長年続いていた既存支配勢力の権威を一部利用はしたが
既存支配勢力の既得権益を認めようとせず嫌って撤廃した
・家来をできるだけ自分の直属とし
道具としてその能力を十分に活用した
・既得の特権を持つ商工業者を排除して
楽市楽座の制度を作り経済活動の活性化を図った