本日20日深夜、「凄い大雨」なので、棟換気の雨漏りへ抵抗力?が気になりました。
①新築ならば、前向きに取り組むよう、おススメですか?。雨仕舞いの件があり、施主に勧めるのは、やっぱり二の足を踏むんでしょうか。
②中古住宅の場合、施工は技術的に難しいでしょうか。屋根を小屋裏から組みなおすような工事を覚悟すべきでしょうか。
③施工は、既存屋根の葺き替えで、棟換気を新たに導入だと、技術的に難しいでしょうか。屋根の棟のところに、穴をあけることになります。よほどの経験ある工事業者でないと無理でしょうか。また、大工さんも関与しないとダメですか(だと、屋根屋としては、大工の手配が面倒になってくる)。
一番一般的なのが軒を深くしている例ですね。
ただ、軒が深いと風当たりが強くなる。
その地方の実情に応じた工法になると思います。
浅い軒でもある程度は弾いてくれますから、それほど心配する必要のない場合も多いようです。
★ 屋根屋さんには、板金屋さん系統と、瓦屋さん系統があるとか
聞いたりするのですが、棟換気はどちらの屋根屋さんが良いでしょう。
それとも、大工さんも交えないとダメなんでしょうか。小屋根の最上部の棟の
あたりの、野地板などに、工事が必要です。
野地板工事は、大工さんがやっぱり一番かなぁ、と思ったりしました。
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上から下へは熱が降りてきませんから。
屋根裏の換気を増やせば逆に周囲の熱気を上階に吸い集めてしまう。
屋根裏が高温になっても、遮光が工夫されていてフロアの換気が充分にあれば涼しいのです。
夏場の暑さ対策をエアコン抜きで考えれば、理想的には寝殿造りでしょう。
ただし、寝殿造りに代表される和風の造りは換気を重視しているために冬には寒い。
皆さん昔から色々工夫してきているのです。
小屋根換気はあまり気にしなくてもよさそうな気がしてきました。
また、フロアの換気というのは、窓をあけるということですね。
深くて広い軒で遮光するのが一番効果的です。
次善の策でスダレやヨシズで通風しながら遮光ですね。
洋風のサンシェードは風を止めてしまうのが今ひとつ。
窓は掃き出しの方が良いし、上まで幅広く空いている方が通風が良い。
風が抜ける家が一番。
夏向きだけ考えれば桂離宮とか理想でしょう。