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朝霞（あさか）
50代のおばさんです。
作家の開高健先生は、自分にとって「こころの父」とでもいうようなほど深く尊敬しています。
開高先生の「風に訊け」という本。雑誌の読者からの質問と先生の回答をまとめた本です。
その中の「自殺」についての回答から（「風に訊け (集英社文庫)」278p～）
自殺を考えることによって、じつは自分を高めている、清めているということがあって、これは一種の精神的な外科手術なんだ。つまり強く生きるために弱く自殺を考えるんだな。
自分はウツを含めた精神病、精神障害を持っています。
「生」と「死」の波打ち際をとぼとぼと歩いたことも何度もあります。30代の頃「自殺するか、出家するか」と強く考えた事もあります。そう思う程までに辛い事があったので……
その時は尼寺の庵主様にピシャリと叱られ、そしてやさしい言葉で見送られ、死ぬことも、出家することもせず生きてきました。
ただ、その時髪の毛を剃って、丸坊主にしました。
その後も非常に困惑して精神が沼底にはまってしまうと丸坊主にすることを繰り返しました。
多分これが自分にとっての「精神的な外科手術」なのかもと思っています。
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質問の情報
- 登録日時
- 2021-10-21 10:33:00
- 終了日時
- 2021-10-28 10:35:06
- 回答条件
- 1人5回まで
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