米ソ冷戦は終わったハズでは?
終わったハズなのに、なぜ米ロ両国は戦略核ミサイル・ICBMで今も対峙しているのですか?
一部の核ミサイルを放棄した、と言っても、まだ「人類を数回絶滅させられる」だけの
核ミサイルがあるのですよね?
+弾薬投棄(処理すると金掛かるし)
旧ソ連はバルト三国を除いてCIS(独立国家共同体)の元に結び付きは残っています。
アメリカ、旧ソ連諸国は老朽化した核兵器に手を焼いてます。
代わって核兵器に手を出しているのが印パを始めとした小競り合い国家
NATOの新戦略概念なる取り決めを検討すると、
政治的評価とはまた異なった軍事戦略が見えてきます。
って、fuk00346jpさんはそっち方面にも強そうなので
こりゃ策にはまってresしちゃったかなーw
ここ、伸ばします?(爆)
旧ソ連崩壊後、米国を中心とするNATOは、
さらに兵力の長距離展開能力拡充などといった
世界中をその影響下に置く戦略を進めています。
要するに、ソ連という支配者が消えた間隙を突いて、
取れる所は支配下に置いてしまえ、という戦略です。
コソボ、アフガン、イラク。
ここしばらくの間に起こった大きな戦争は、
全て旧ソ連の庇護下にあった所を
米軍を中心とする勢力が攻撃するという図式でした。
つまり、米ソ冷戦の終結を受けて、
米国を中心とする軍事勢力が実際に世界に向けて武力を行使する、
実戦時代に入ったということです。
したがって、戦略核の位置づけも、
冷戦時代はただの「おまもり」に過ぎなかったものが、
今は「威嚇」の道具へとグレードアップしてきているわけです。
冷戦終結後の今の時代こそ、
核の脅威は高まっていると見るべきでしょう。