33歳の既婚女性です。夫は私の趣味をよく理解しており、一緒にコミケに行った事もあります。(ただ、凄い人ゴミに辟易して、もう行かないと言っておりますが。)
私の腐女子暦は長く、小学校六年まで逆のぼり、もう21年になります。もっとも当時は、腐女子なんて言葉はありませんでしたが。
始まりは、「キャプテン翼」です。
その頃、アニメ誌には同人誌通販のページがあり、そこでキャプテン翼の物を購入したことがきっかけになります。
「やおい」という言葉も知らず、また子供特有の潔癖さもあり、当初は同人誌を読んでも、やおいはとても読めませんでした。
転機が訪れたのは、それから数年後。同じように同人誌を読んでいた友人から進められたあるやおい本でした。
えみくりさんの書かれた「シベリア戦記」という小説本で、当時としては、とてもクオリティが高い、切ないラブストーリーでした。
今思うと、ちょっとハーレクインロマンスめいていたかもしれませんが、これを読んで初めて「やおい」という物にはまりました。
今でこそ、BLなどといってたくさん一般書籍が出ていますが、その頃、男性同士の恋愛本なんて、一部の純文学などでしかお目にかかれない特殊な物でした。つまり、男性同士の恋愛話を読みたければコミケに行って同人誌を買うぐらいしかなかったのです。
ちなみに、私の身近な肉親、一部の友人は腐女子であることを知っていますが、その他の会社の人などには当然内緒にしています。
幸いにして、会社の人にばれたことはございません。やはり、理解してくれる方は少ないと思いますし、このまま世間様には隠したいと思います。実際、昨年の冬コミ会場で、雑誌記者を名乗る方とカメラマンさんに突然質問されたのですが、「どうして、会社員にしか見えない、貴方の様な普通の女性が、こんな特殊で、変わったイベントに参加するのかわからない。」と言われてしまいました。
やはり普通の方には奇異に映るようですね。
「やおい」はある意味ファンタジーです。自分にない性で恋愛を見ることによって恋愛の生々しさを遠ざけて、恋愛の純化をより高めた物だと思います。この特異な感覚はたぶん女性にしかないものなのでしょうね。
なんだか長々と語ってしまって申し訳ありません。
偉そうに語ってしまった自分がちょっと恥ずかしいですが、とても面白い質問だったので真面目に答えてしまいました。
最後まで御覧頂いた方、ありがとうございます。
33歳の既婚女性です。夫は私の趣味をよく理解しており、一緒にコミケに行った事もあります。(ただ、凄い人ゴミに辟易して、もう行かないと言っておりますが。)
私の腐女子暦は長く、小学校六年まで逆のぼり、もう21年になります。もっとも当時は、腐女子なんて言葉はありませんでしたが。
始まりは、「キャプテン翼」です。
その頃、アニメ誌には同人誌通販のページがあり、そこでキャプテン翼の物を購入したことがきっかけになります。
「やおい」という言葉も知らず、また子供特有の潔癖さもあり、当初は同人誌を読んでも、やおいはとても読めませんでした。
転機が訪れたのは、それから数年後。同じように同人誌を読んでいた友人から進められたあるやおい本でした。
えみくりさんの書かれた「シベリア戦記」という小説本で、当時としては、とてもクオリティが高い、切ないラブストーリーでした。
今思うと、ちょっとハーレクインロマンスめいていたかもしれませんが、これを読んで初めて「やおい」という物にはまりました。
今でこそ、BLなどといってたくさん一般書籍が出ていますが、その頃、男性同士の恋愛本なんて、一部の純文学などでしかお目にかかれない特殊な物でした。つまり、男性同士の恋愛話を読みたければコミケに行って同人誌を買うぐらいしかなかったのです。
ちなみに、私の身近な肉親、一部の友人は腐女子であることを知っていますが、その他の会社の人などには当然内緒にしています。
幸いにして、会社の人にばれたことはございません。やはり、理解してくれる方は少ないと思いますし、このまま世間様には隠したいと思います。実際、昨年の冬コミ会場で、雑誌記者を名乗る方とカメラマンさんに突然質問されたのですが、「どうして、会社員にしか見えない、貴方の様な普通の女性が、こんな特殊で、変わったイベントに参加するのかわからない。」と言われてしまいました。
やはり普通の方には奇異に映るようですね。
「やおい」はある意味ファンタジーです。自分にない性で恋愛を見ることによって恋愛の生々しさを遠ざけて、恋愛の純化をより高めた物だと思います。この特異な感覚はたぶん女性にしかないものなのでしょうね。
なんだか長々と語ってしまって申し訳ありません。
偉そうに語ってしまった自分がちょっと恥ずかしいですが、とても面白い質問だったので真面目に答えてしまいました。
最後まで御覧頂いた方、ありがとうございます。