貴方が将来世話になるであろう、医師の数を増やすため、そして質を高めるため、対策を考えてください。
私は看護師から「狭義」に医療できるよう、あるいは医師に昇格できるよう、制度を変えたいとおもいます。年のうち80日ほどは医療の講習会をひらき、医療技術の向上を目指してほしいとおもいます。
看護師から昇格にはもっともっと講習・教育が必要でしょう。
外国などは医者の数を確保して、医師は年何十日講習を受けなければならないと規定しているところが多いようです。
最新の医学を伝達することと、医師の医療技術の向上が目的らしいです。
看護師からの昇格・・・hokahoka-sdさんもおっしゃっていますが、バックにあるものが違いすぎていますから無理な話だと思います。病棟で仕事をしていて思いますが、ベテランさんは確かに経験的に色々知っていますので下手な医者よりも役に立ちますし動きも良いです。またそういった方は経験だけではなくよく勉強もしています。しかし元々受けてきた教育が異なっているのです。すごーくぶっちゃけた話、国家試験にさえ合格してしまえばいいわけで、実際の医師としての実力は仕事をし始めてからの勉強によるものがほとんどといって良いと思います。その勉強ができるのは、やはり医学部での(もう授業の内容なんて忘れてしまっていますが)6年間という基礎があるからできることだと思います。医師の数を増やす・・・手っ取り早いのは医学部の定員を10人と言わず倍(1学年あたり160−200人)にしたらいいじゃないですか(笑)。しかし今増やしても役に立つ(?)まで学部卒業6年+数年は必要ですから”効果”がわかるのは最低10年以上先の話ですけどね。そういった小手先の対処ではどうにもならないところにまで、来てしまっています。
このコメントを読み始めたときは、もう反論できないかと思いましたが、(お医者さんでらっしゃいますね)よく読ませていただくとおかしいことに気が付きました。
誰も高度な医療や手術をやってくれといっているわけでもなく、軽微な、ごく簡単な診察なら問題ないでしょう。
<国家試験にさえ合格してしまえばいいわけで、実際の医師としての実力は仕事をし始めてからの勉強によるものがほとんどといって良いと思います。>
ですから外国のように定期的に勉強会を設け、医療技術の向上を図るというものです。最新の情報も手にはいります。
<やはり医学部での(もう授業の内容なんて忘れてしまっていますが)6年間という基礎があるからできることだと思います。>
医学の知識が抜けているのにどうして診察が出来るのですか?はっきり申し上げて貴方のような医者にかかりたくはありません。何度もいうように医療技術を上げていかなければ
なりません。医学部の定員を増やす?いいじゃありませんか。10年で効果があれば政策として上々ですよ。
そんなに看護師が診察をやることが面白くありませんか?
コメントありがとうございます。
>外国のように定期的に勉強会を設け、医療技術の向上を図るというものです
これは今国内でも頻繁に行われています。向学心のある方々はこういったものにも参加して常に自己研鑽しています。”参加すると○ポイント”みたいな形は医師会の生涯教育とかで、私は医師会には入っていませんので詳しくないですが、ある一定点数以上獲得する(つまり講習会にそれだけ参加して自己研鑽している、という一応の証明になります)と証明書みたいなものが貰えるようです。医師の資格存続に関わるようなものは今現在はないですね。医師免許更新制の是非についても色々論議されていますが・・・。仮にそんな制度ができても、”圧力”に負けて有名無実化するのがオチでしょう。私は受けて立ちますよ(笑)。頑張って勉強して免許を更新してみせます(^^)v
>医学の知識が抜けているのにどうして診察が出来るのですか?はっきり申し上げて貴方のような医者にかかりたくはありません。
はっきり申し上げますと、現実は先に述べた通りです。しかし、知識は抜けておりません。おっしゃる通り抜けていては診療なんてできません。私も含めて(私は学生時代周りの同級生よりは勉強しましたほうですが)卒後多大な自己投資(金銭的・時間的・その他)をして自己研鑽に励んでいます。現在もそうです。これは勿論患者さんへの責任があるからです(自分の向学心もあります。本当に人間の身体は不思議だらけです)。(本来の貴方様の質問の趣旨からは大きく外れてしまいますが)「貴方のような医者にはかかりたくありません」は、貴方様が今からお世話になるかもしれない医師のほとんどはそんな感じですから、実際に診療を受けて話をして信頼するに足るかでご判断いただければよろしいかと思います。実際に医師でないとご理解いただけないかもしれませんが・・・”医学の知識が抜けているのに”・・・抜けていません。私もまだまだ勉強不足ですから日々勉強です。学生時代の勉強なんて全体の0.01%にもならない、或いはもっと占める割合は低いでしょう。しかし、それが卒後の自己研鑽に大きく生きているのは事実です。
>看護師が診察をやることが面白くありませんか
現在の救急救命士が施行可能な医療手技(除細動、気管挿管etc)がありますが、それらを救命のために彼らができる処置を拡大していこうとした時(本来これらは医師しかできないことでしたが)その拡大に反対した医師達がいると聞きました。私はそんな狭い人間ではありません。
>軽微な、ごく簡単な診察なら問題ないでしょう
逆にお聞きしたいのですが、ごく簡単な・・・どういったものを想定されているのでしょうか?
軽症に思えても実は重症であったというのはよくある話なんですよ。それらを見逃さないようにするために、私たちはどれだけのものを費やしていると思ってらっしゃいますか!?軽微なら適当でもよいのでしょうか?貴方様が想定されているような”スーパー看護師”とでもいいましょうか、そういった方が近い将来誕生して実際に診療していただきたいと思いますか?どうでしょう?簡単な”相談事”程度ならいいんでしょうけど、実際に責任ある診療(診察・検査・治療など)を受けようと思いますか?私なら医学部を卒業し医師の資格を持った人の診療を受けますね。(私が医師であるかどうかに関係なく)近所には開業医さんもいますし病院もありますから。今貴方様の周りに医師は全くいませんか?
”スーパー看護師”が仮に誕生したとして、その存在意義が私にはわかりません。結局少しでも自分の知識・技量を超えると判断されれば”改めて医師の診療を”となるんじゃないですか?2度手間だと思いませんか。
私は医者ではありませんから、医学のことはわかりません。知らない業界のことを勝手にあれこれいっていたのは気を悪くされたかもしれません。
しかし、医者にも色々な方がみえて、適当に薬をつけておわりにしたり、医師によって診察の内容が変わったり、場合によっては凄く性格の悪い、口の悪い、あるいは人を見下す、尊大な医者も多いです。とんでもないタレント医者もいます。
それで病気が治ればいいのですが、治らなくなってきました。
<軽症に思えても実は重症であったというのはよくある話なんですよ。それらを見逃さないようにするために、私たちはどれだけのものを費やしていると思ってらっしゃいますか!?軽微なら適当でもよいのでしょうか。>
実際問題として現場の医師は一見して軽微なら適当に済ませているのが実情じゃないでしょうか。
おっしゃることはよくわかります。実は重症であった。ということなら上の格の医者に任せればいいことですし、軽微なものが実は重症だったと気付く医者は少ないのではありませんか?貴方様がそんなことは絶対見逃さないとおっしゃるならご立派なお医者様なんでしょうけど。
テレビでやってましたけど、医者に基本的な問題出すとほとんど答えられないそうじゃないですか。
医者になるのに6年かかるんですか。看護師は数十年実地で訓練受けさせて、現場をみているわけでしょう。大学で覚えたといっても忘れてしまっては何もならないでしょう。本当に軽症ならわざわざ医師がみなくとも看護師が手当てすればいいはずです。
医師が診察しないと診察料が発生しないので、困るというのが本当のところじゃないですか?適当にあるいは大量に薬を渡すのも保険料を沢山使わせるのが本当のところじゃないでしょうか。
アメリカではそういう制度があるようです。政府にも期待したいです。
業界を知らない方からの話からハッと気づかされて学ぶことも多いと思います。コメントをありがとうございました。
>医者にも色々な方がみえて
仰るとおりです。残念ですが皆が皆いい人ではないようです・・・。
>現場の医師は一見して軽微なら適当に済ませているのが実情
”適当に済ませて”・・・そう捉えられても仕方がないようなことをしている人もいるとは思います。それを正当化する為に言うわけではないのですが、病気を治すのは結局自分自身です。例えば転けてパックリ傷ができたとします。それを縫合します。数日して糸を切ります。傷がくっついているのは私たちがやったのではなく自分の力です。私たちのやった縫合はそれを手伝っただけです。私たちの仕事は患者さんが治ろうとする力に対して援護射撃をしているだけのものです。本当に軽微なものはおそらく私たちの援護射撃がなくても短期間で自らの力で治っているようなものなんだと思います。数学や物理学などと違い実は医学ほど不確定な”学問”はありません。実は何もわかっていない、そんな中でもわかっている範囲でやれることをやっているような状況です。適当に済ませている・・・そのように見えてもそうではない人もいることはわかっていただけたらと思います。うまくまとまらずにすみません・・・。
>医者に基本的な問題出すとほとんど答えられないそうじゃないですか
その話、結構当たっているんじゃないでしょうか(-_-;)お恥ずかしい話。”この世界以外じゃ生きていけないんじゃない?”と思われる常識知らず(私も含めて)が多い世界のようです。
>医師が診察しないと診察料が発生しないので、困るというのが本当のところじゃ
>ないですか?適当にあるいは大量に薬を渡すのも保険料を沢山使わせるのが本当
>のところじゃないでしょうか。
私は詳しくないですが、自分の診療の大小が稼ぎに影響するような方の中にはそういうことをする医師もいるんでしょうね。私は勤務医で給与は病院から決まった額しかもらえませんから大量に使っても関係ないです。ですが、そんなこと考えたことありません、念のため・・・。
私は素人ですからわかりませんけど。TV朝日で爆笑問題が司会をやっていた番組ですけどね。何か答えられませんでしたよ。日にちはいつかわすれましたけど。夏ごろだったとおもいます。医師の更新制度にすべきとはその番組でやっていました。外国では更新制度があるところがあります。
一般常識はわかりませんけど。
ただ難関を潜り抜けて医師になったのせいでしょうか、性格の曲がったといっては失礼ですけども、どうしてこんなことが言えるのかというわけわからない人が多いですね。開業医は商売のセンスがいりますからそんなことは言いませんけど。
看護師は「看護」という重要な職務を持っています。
しかも、現場では大変不足しています。最近ではフィリピンから、大量の看護師を職業移民として受け入れることを決定されています。医師・看護師の不足は、だれがやっても良いような仕事まで医師・看護師に任されていることにあるとおもいます。実際の現場では、医師・看護師が、どうでもよい雑用を任されていて、医学・看護学に専念できないことに問題もあると思います。むしろほかの方がおっしゃるとおり、新しい資格を創設し、どうでもよいような雑用から解放することが、速効的な方法一つだと思います。
だから男子の看護師も増えましたよね。
だから看護婦から名称も看護師にかわりました。
だからナースマンと呼ばれるようになってます。
フィリピンもいいですが、となりの中国も人口14億なんですから、沢山看護師がいるような気がするんですが・・・
あそこも一人っ子政策で老人多いですから看護師は沢山必要でしょうけど。日中関係の悪化も関係あるかもしれません。
男性看護師が増えたのは女性看護師は不足しているからではなく、現場のニーズに即したものと考えています。看護は時に体力を要するものであり、男性の視点も必要です。
また、現在の医師不足は数年前では医師余りといわれていたもので、実際は特定の診療科と特定の地域に分布が偏っていることが大きな原因でしょう。だから、必ずしも絶対数だけの問題ではなさそうです。
ところで、もし絶対数を増やすということであれば、外国人医師に資格を与えるというお考えはいかがでしょうか?現在でも、その資格試験はありますが、基礎医学から臨床医学まで日本語でこなさないといけない上に狭き門です。コミュニケーション能力と他国の国家試験をクリアすれば医師免許をあたえるということではいかがでしょうか?かつてては、イギリスで日本人医師は無資格で医療行為が可能でした。
一時的な救済措置としても考えてみることは出来ますか?
参考までにドイツの状況です。
産婦人科医になり手が少なくなっている様です。
なり手が少ないのには色んな理由が言われてますが、
多忙過ぎるのが一因と言われてます。
助産師に妊娠の有無など初期診断や危険が伴わない出産を任せるとか、
病態生理、基礎医学、基礎科学など学ばせた上で
産科限定で医師免許を与えるとか、
分担すべきだと思います。
ことが大きな原因の一つだと思います。妊娠・出産は確かに目出度い話ですが、母親・子供は無事産まれてくるまで様々なハードルを乗り越えなくてはならない、医学的にみれば危険だらけなイベントなのです。しかしそういう面は全くといっていいほど関知されず、母子ともに健康に産まれてきて当たり前(確かにそれが一番よいことですが)、何かあれば嫌疑の目は直ちに医師を初めとした医療従事者に向けられ、おかしな訴訟だらけです。産科に限らず身を削って仕事をしているのにこれじゃぁなり手も減っていきますよ。とある医師だけが集まるサイトではそういったDQN患者への嘆き・非難でもちきりです。
助産士の資格そのものです。
事実、正常分娩なら、お産婆さんがいまでも取り上げることは可能です。こういう制度を有し、助産士さん達の力を借りていても、産科医が足りないのが現在の状況なんです。
また、少子化のためか、助産院での出産より、大病院での出産を好む人が多いことも原因です。
医学と看護学は全く異なるものです。
商学部の卒業生に経済学部の卒業資格を与えるようなものです。看護は患者ケア、患者心理等を中心に学びますが、医師は臨床医学だけではなく病態生理、基礎医学、基礎科学幅広い知識を要求されます。
医師になるのに6年間学生生活と2年の初期研修、2年の専門研修を行い、ようやく一人前になれるご時勢で、4年の大学やましてや専門学校を卒業したものにたった、年間80時間!で医師の資格を与えられると、高額の投資を行って資格を拾得したもの達は納得できないでしょう。
それよりも、不足している医師がおこなっているだれがやってもよいような雑用(予約、患者案内等)を、事務職員等に行わせるべきです。医師の人手不足の背景のひとつに、専門事務職の怠慢も挙げられると思います。