“はてなポッチ2丁目”は、もっと自由にイエを考えよう!を合言葉に、テーマに沿った質問に答えて頂くコーナーです。テーマクエスチョンに「いわし」のコメントで思い思いにお答え下さい。イエはもっと面白くできる、もっとそれぞれの夢と快適があるはず!ここから、自分のイエの理想像をもっとひろげていきませんか?
テーマクエスチョン
「家で過ごす贅沢な時間ってどんな時間?」を教えて下さい。
→回答例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070402
※今回の「いわし」ご投稿は4月5日(木)正午で終了とさせて頂きます。
※参考にさせていただいた「いわしへのコメント」には、【いわしポイント×20pt】を差し上げます。
※初めてのご参加になる方は必ず「イエはてな」ご利用ガイドをご一読ください。
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070325
仕事が遅く、お酒が大好きなので滅多に自炊はしてないのですが、たまに作ると結構面白くて凝ってしまいます。健康のためにも、コンビニ弁当や出来合いのお惣菜より自分の目で選んだ材料の方がいいですしね。
最近料理が楽しくなった人間です。基本的にお肉を食べない生活をするようになったのがきっかけです。
普段は自宅で食べるのは夜ご飯だけなので、ちょっとボリュームのあるサラダで簡単にすませてしまいますが、週末はがんばってます。週末はよく家に人を招くので、朝から台所にたって奮闘中。友達に肉好き野菜嫌いの子がいるのですが、そう言う人に自分の野菜料理をおいしいと言ってもらえるととても幸せです。
確かに鍋を前にしてると意外に心が「無」になりますね。
玉ねぎのスライスを焦がさないように炒めているときとか特に。
凝ったものは作らない(作れない)けど、作ることに抵抗はないのでテレビ番組のレシピを試してみたりしています。
マツケンレシピは100%そのままはめんどくさいけど多少手抜きできそうなので数回チャレンジしたな。
得意な方ではありませんが、私も料理をちょくちょくやってます。
主には酒の肴造りですが、こり出すと結構こってしまいますよね。
TomCatさんのレシピも時々利用させてもらってます。
「無心になっていくと、食材の物性や分子構造の変化まで見えてくる感覚がある」
うーん、悟りの境地ですね。すばらしいです。
料理すると人が人たるゆえんとも言われる脳の前頭前野が活性化されるそうです。
それも、ピーラーやスライサーなどの便利なものを使うのではなく、包丁で皮をむいて、包丁で千切りして、味見をして、と言う昔ながらの料理の行動が
最も活性化させるそうです。
前頭前野には人の気持ちを感じ取ったり、意欲を持ったり、芸術を理解したりと言う、情緒や感性に重要な部分で、
解剖学的には、この部分があることが類人猿とヒトとを分けているそうです。
至る所に見られる、TomCatさんの情緒豊かな感性は料理が育んでいるのかも知れませんね。
特に料理人を目指しているわけでもなければ、料理研究家になりたいわけでもない。
日々のメシのためなら、もっと手を抜いてもいい。白飯に味噌汁ぶっかけて食ったって栄養は摂れるし、そういうメシだって結構うまい。
毎日の台所仕事の時間を他の趣味にでも振り分けたら、もっと面白いことができるのかもしれない。
それでも、なぜか料理に凝ってしまって仕方がない。趣味とは違う。美食の楽しみとも違う。生活力を養う人生修行でもない。何なんだろうねー、これ。
おそらく、ただ「作ること」が楽しい。ある意味ヲタク。そういうことなんだろうと思います。
作っていると、けっこう無心になってきます。たとえば先のいわしでご紹介した焼き菓子を作っていた時なんかね。卵を泡立ててのメレンゲ作り。そこに無心になっていくと、食材の物性や分子構造の変化まで見えてくる感覚があるんですよ。すると、ここだ。今こそ卵は砂糖を必要としている。そんな絶妙のタイミングが見切れるんです。そして、自分の思い通りの固さとキメで、自在に仕上がりが調整できていく。ああ、エクスタシー(笑)
そんな、実生活には何の役にも立たない無駄な極意が身に付いた時、うひゃ、なんか俺って今すごく贅沢な経験をしてるよなって、無上の喜びが湧き上がってきたりするんです。
さー、今夜はどんな無駄な時間を台所で過ごしましょう。わくわく。