街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!“イエ・ルポ”とは、実際に見たり聞いたりしたイエの話、またはご自分の家の暮らしの中で生まれたユニークな工夫やアイデア、習慣や出来事をミニルポ感覚で書き込んでもらう“イエ・ルポタージュ”コーナーです。
*〈今週のお題〉に沿った、みなさんが知っている面白いイエの話を教えて下さい。
*〈今週のお題〉以外の話題のイエ・ルポも常時自由に投稿して下さいね!
イエ・ルポ #023 THEME「我が家のトンデモ話!イエと家族の珍事件」を教えて下さい
→ルポ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070518
※今回の「いわし」ご投稿は5月23日(水)正午で終了とさせて頂きます。
※参考にさせていただいた「いわしへのコメント」には、【いわしポイント×20pt】を差し上げます。
※お願い
モラルのない一行投稿などはご参加者の皆様に大変ご迷惑となりますので、ご遠慮下さい。
またそのようなご投稿にはポイントの送信を控えさせて頂きますのでご了承下さい。
まさに時空を超えたエンガチョでしたね。いったい何年物のコヤシでしょうか。あれって表面は乾いて土のようになっているので、古い物は地面と見分けが付かないでしょうね。溺れるほどは深くないと思いますが、いやぁ、恐い恐い。でも呪いの底なし沼というより、物が物だけにウンが付く幸運の泉だったかもですよ。
父の生まれ故郷に遊びに行った時のことでした。ちょっと車を走らせるとすてきなところがあるということで連れられていくと、そこには山あいに小さな畑や田んぼが点在する、本当に山村という感じの景色が広がっていました。とんぼが群れ飛ぶ中を、私と弟は何十年も昔にタイムスリップしたように駆け回って楽しみました。
もうちょっと向こうまで行ってみようとみんなで歩いていた時、後ろの方で弟の悲鳴が聞こえました。し、しずむー、とか言っています。何かと思って駆け寄ると、地面の中に弟の足がめりこんで、ずぶずぶ沈んでいました。すぐ父がよいしょと抱き上げて助かって、田んぼの近くに行って足を洗いましたが、父は、あんなものがまだあったんだなぁと驚いた様子でした。私と弟は、きっとあれは伝説の呪いの底なし沼か何かだと思って恐くなりました。
父の実家に帰って、夜、そのことが話題になりました。するとおじいちゃんが、そりゃあコエダメっつうもんだ、と教えてくれました。細かく説明するとちょっとアレなので、何のことかわからない人はこのへんを見てください。
http://www.haginet.ne.jp/users/poco-a-poco/tayori/tayori38.html
もう何十年も前に使われなくなった古い物らしいですが、埋め戻されずにそのままになっていたのがあったようです。それに弟は、はまってしまったのでした。数十年の時を超えたえんがちょでした。