毎週実施“リブ・ラブ・サプリ”のおかわりいわし!本編いわしのつづきを語らう場所です。
本編を読んで、新しいメッセージや気になったツリーのつづきを書き込んで下さいね。
いつもの時間を素敵に変える暮らしのサプリ。季節、食、洋服、健康、リラックス、雑貨・インテリア、家事、日本や外国の文化、おまじない…などなど、家ですることならなんでもOK!テーマに沿って、思わず試したくなっちゃう♪おすすめサプリを教えて!
#031 THEME:「暑中見舞い」「星を楽しむ」「暮らしの言い伝え」
→本編いわしはコチラ http://q.hatena.ne.jp/1184129458
※今回の「おかわりいわし」ご投稿は7月17日(火)正午で終了とさせて頂きます。
※「おかわりいわしへのコメント」は通常の【いわしポイント】のみとなります。
→詳しくはコチラ http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070325#q13
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私も小さい頃から親、祖父母、曾祖父母からも、きっつーく「敷居を踏んではいけません」と言われてきました。「敷居を踏むのはその家に討ち入る時だけです」って。「討ち入り」がナンなのかその当時は分っていませんでしたが(分る方が珍しい!)我が家はそう言ったやっちゃ行けない事、しなきゃ行けない事が色々あったので、その中の一つとして体の中に染み込ませていました。仰る通り、今は敷居がある家も少なくなりましたよね。
それにしても、かなり怖い体験でしたね。その後もその家で合宿をなされたのでしょうか?気になります!!
ま、真夜中に読んでしまいました。こ、今夜はトイレに行けない・・・・。
でも、貴重な体験をされましたね。古来、日本の家では、敷居は一種の結界であると考えられていたそうです。家の内と外を分ける、とても神聖な存在だったらしいんですよね。
ですから、それは社会的にも侵すべからざる境界を意味し、たとえ庶民の長屋といえども、そこに住む者の許しなく勝手に敷居を跨ぐことは許されなかったわけです。勘当や離縁の時の決まり文句「二度とこの家の敷居は跨がせない」というのも、敷居という境界がそれだけの重要性を持っていたことの現れです。
その神聖な敷居を足で踏みつけにするということは、すなわち霊的には結界を破るということ。社会的にはその家の者を蹂躙する、ということを意味します。これが、敷居を踏んで入るのは討ち入りの時だけ、といわれるゆえんですね。
それにしても、昔からよく「家は生きている」と言いますが、もしかすると本当に家にはそこを守る精霊がいるのかもしれませんね。私達の住んでいる現代の家にも、目には見えなくても、何かの意志を持った力が働いているのかもしれません。大切に、感謝して住まいたいものですね。
部屋の敷居(ふすまや障子の)も踏んではいけません、と教えられていました。それから、人んちの門をくぐる時は真ん中は通っちゃいけない、とも。友達から聞いたのですが、これは中国でもそうらしいですね。
昔は年上や先輩を崇めたものです。
ですから頭を大切にしました。
畳や敷居等にも頭と尻尾が有り、その頭を大切にするという仕来たりから端の括れは踏んではいけないという事ですね。
この事は芸道界では厳しく、現在でも芸妓・舞妓の世界では厳しく躾けられています。
歌舞伎界や舞踊界等々芸道界にはこれが基本として身に染み込んでいますね。
年上や先輩を大切にする事は自らも大切にする事に繋がり、この伝統は大切に伝承していかねばならないでしょう。
現代っ子はそんな事は全く知らないでしょうし、大切に思っていないのではないでしょうか?
やっぱり何度読んでも、怖いです。
でも、良い事を教わりましたね。
その後は何ともなかったのかしら??
私でさえ忘れがちですから、子供にも教えておこうと思いました。
最近は敷居のある家は少なくなりましたが、昔は敷居は親の顔と思え、敷居は絶対に踏んではならぬと言われていました。
学生時代、ある人のご好意で廃屋を貸してもらい、そこで夏合宿を行ったことがありました。古い家でしたが、庭も土間も大きく、部屋も昔はきっと村や一族の寄り合いに使われていたのでしょう、十何畳はあろうかという部屋が二間続きになっていて、大人数の合宿にも十分耐えられる素晴らしい家でした。
初日、私達は家を掃除し、畳も廊下も磨き上げました。使わせてもらう家への感謝のつもりでした。ところが夜寝ていると、メンバーの一人が突然うなり声を上げ始めたのです。何ごとかと思い起こそうとしますが、なかなか目を覚ましません。額には脂汗が浮き、単に夢にうなされているとは言い難い状態でした。誰かが救急車を呼べと叫びました。すると…。そいつは「敷居を踏むでない!」と叫んで、パッと目を覚ましました。
何ごとがあったかと問いただしましたが、本人は何も覚えていない様子。水を飲ませて落ち着かせて、私達は玄関の敷居を見に行きました。何人もの足跡が、敷居の上にベッタリと付いていました。
実は昼間の掃除の最中、誤って土間の上でバケツをひっくり返してしまい、その泥が付いた靴で敷居を踏んで通っていたため、敷居に乾いた泥が足跡になってたくさん残っていたのです。
これのことかと思い、さっそくバケツに水を汲んできて、敷居を綺麗に拭いてみました。それからは、玄関の敷居も、部屋と部屋との間の敷居も、できるだけ踏まないように注意をして過ごしました。
いったいあれが何だったのか。うなされていたやつの潜在意識が見せた夢だったのか。この家の守り神のような霊が言わせたのか。それはわかりません。しかし、うなされていたやつは古いしきたりなどまるで知らないようなタイプでしたし、また「敷居を踏むでない!」という言い方がいかにも古風でしたので、これはもしかするともしかするかもしれないと思いました。
昔から、古い家には精霊が住んでいると言われます。座敷わらしの伝承などはその一例です。そうした言い伝えも含めて、不思議な体験をした夏でした。