私は現在、持病の治療のため定期的に病院に通っておりますが、それまでは大した病気・怪我もなく過ごしてきたので医者の世話になる機会がありませんでした。
今は近所の大学病院に掛かっていますが、体調が悪化しだしてから現在に至るまでには、診断がつきにくい病気だったこともあり、方々ドクターショッピングをしてしまいました。
そんな中で、医師の対応に憤ったり、はたまた自分の患者としての態度を反省したり、現在の医療制度について考えたりしました。
そこで、皆さんはどんなことを思っているのか、色々な立場の方の体験や考えを聞いてみたくなりました。
標題についてや、その他大きく逸れなければ何でも構いません。皆さんが日頃思うこと・考えることをお聞かせいただければと思います。
医師免許は取れてしまいますから、これも仕方がないのでしょうか・・・。
しかし、本当にひどい話ですね。some1さんは強いと思います。
クレームをあげて謝罪させるだけの気力体力があればいいですけど、当然そうでない場合の方が多いでしょうから、どうにも辛いですね。
私もやればよかったのかも?
たとえお医者さんが下手に出ても、理不尽な対応するつもりないですし、
普通に大人同士の会話をしたいだけなのになぁ。
医学部に「倫理」を強化してもらいたいです。
●私の考える良い医者
ヒトとして対等な関係を築く意思を持つ
挨拶もできない医療関係者、上から目線の医療関係者は多いですよネ。
被医療者の意思決定を尊重できる
治療の選択肢を示し、各々の方法のメリット・デメリットを説明している。また、患者にとって最適と思われる手段を推奨・死力を尽くせる。
専門性・環境を悪用しない
例えば、大学病院・記念病院では被医療者に断りなく医学生を同席させることが多い。最も陰湿な産婦人科では、教材として?患者に気づかれないように写真撮影をすることも容認。他にも最近は病院を舞台にした犯罪が目立っています。
●私の考える良い患者
ヒトとして対等な関係を築く意思を持つ
上下関係を作らず、信頼関係を築こうと出来るか。
医療機関の内実、自分の病気・治療の可能性について模索できる
例えばタミフル、抗がん剤。頻繁に使われている薬品だが、本来そのターゲット・効用は極めて限定的。抗がん剤にいたっては副作用が怖ろしく、製薬会社・医療機関にとっては有益な反面、8割程度の癌患者の死因は実はこの薬の副作用。
PRされる情報を鵜呑みにするのではなく、自ら探し出す姿勢が必要ではないでしょうか。
泣き寝入りをせず、クレームを言える(意思表示が出来る)
病院・厚生労働省・製薬会社・マスコミの関係に目を配れば、権力機関にとって不都合な真実は表に出にくいでしょう。被医療者が知識を得、経験を活かし、問題提起を行わなければ、医師の姿勢が変わる機会もないのではないかと考えています。
※長くて申し訳ありません。
今leantlentさんに教えていただいた柳田邦男氏の本を読んでいて、ちょうど「死の医学」について考えていました。
この本に出てくる方は医者であると同時にガン患者でもあるわけですが、彼は残りの人生を自分らしく生きる為に抗がん剤治療をやめるという選択をしています。医者の使命は少しでも命を長らえることだという考えは、時に患者を苦しめて自分らしく生きる機会を奪うこととなるようです。そういうことを考えるにつけ、やはり「被医療者の意思決定を尊重できる」ということの大切さをあらためて感じます。
nijiro_kさんの考える良い患者の条件にはどきりとさせられました。
タミフルは副作用でずいぶん騒がれましたが、そもそもはマスコミでその効用が取り上げられるやいなやその是非も不確かなまま乱用してきた日本人にも問題があるように思います。
今はインターネットが広まり病気の情報も得易くなりましたが、その分患者側にはより正しい目で情報を精査していくことが求められていると思います。治療法が確立されていないような場合、患者は世に氾濫している多くの情報の中から、理性的に判断して行かなければなりません。民間療法にすがろうとする患者が後を絶たないのも、病気と対峙する者にとっていかに冷静な目を持つことが難しいかを示しているように思います。
これは当たり前のことのようでいて、実はすごく難しいのではないでしょうか。もしかしたら出来ていない患者さんがほとんどなのかも知れません。
しかし、医者に変わって欲しい、同じ視点に立って考えて欲しいと思うのなら、まずは患者側が問題提起を行い働きかけていく必要があるのでしょう。そうでなければ患者との目線の違いにすら気付けない医者も多いのかも知れませんね。
割と大きな病院だったのですが、今は通っていません。
その1
ベッドで横になって苦しくて身動きできない状態の病人に
「さっさとココにきて座って」
と机の前で椅子に座って腕組み。
こういう医者の方が眼科に行くか、精神科で治療してもらいたいです。
その2
問診すら一切しないで
「このままだと死ぬよ」
といわれた事あり。
双方とも名指しでクレームをあげ、後者には謝罪させました。
医療免許があっても医者とは限らないという例でしょうか。
「医は仁術」が死後になるわけですね。