【10つ】

「○○を成功させる10つの方法」みたいなものがありますが、この「10つ」ってなんて読むんでしょうか?
そもそもこれは正しいのでしょうか?

ダブルクォーテーションで囲って"10つ"でぐぐってください。3000件くらい出てくるんです。

間違いだと思う人はその理由を。
正しいと思う人はその理由を。
(間違いだと思う人は代替語を提示してくれるとなおうれしいです。)

※質問動機
IT関連の製品マニュアルにこの表記がありました。正しいのかを知りたくて質問しました。

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  • 終了:2007/08/29 16:38:49
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ベストアンサー

id:eroge_3d No.3

回答回数25ベストアンサー獲得回数2

ポイント33pt

現代の使用法としては間違いの範疇には入らない気がします。というのも、10つを否定することは、1つを否定することになるからです。

そもそもひとつ、ふたつというのは古語です。現在では、その和語数詞で数を数える場合に「つ」を付けて数えます。1~9までの自然数には、元々の読みで「つ」が付いているので、「つ」を違和感なくつけることができますが、10以上になると語尾に「つ」を付けない読みになるので、現代では違和感を感じるのです。

しかし、古語では個数を表す場合「1」を「ひとつ」と「10」を「とお」と読むのが普通ですから、「10つ」が正しくないのであれば、「1つ」という表記も正しくないという事になります。

現代では数字に付く「つ」は、意味として一般的に個数を表していますから、10つでも100つでも間違った使い方ではないと思います。

読みに関してはその意味で、10つは「とお」、11つは「とおあまりひとつ」、100つは「もも」が古語的には正しいようです。

古代日本語の数体系を挙げておきます。

http://www.sf.airnet.ne.jp/ts/language/number/ancient_japanesej....

id:Nigitama

ありがとうございます。

どうやら「表記」と「読み」の問題があるようですね。

eroge_3dさんの理論でいくと確かに、10つを否定することは1つを否定することにもなりそうです。

大和の読み方にアラビア数字が入っていることが複雑さの原因でしょうか。

アラビア数字の上に(あたかも漢字のように)ふりがなを振るとイメージがつかめるかも知れませんね。

「1の方法」と書いた場合、それが「イチ」なのか「ヒトツ」なのかの判別ははっきりしません。しかし、古来からの感覚で読むとそれは、「ヒトツ」ですよね。

「10の方法」と書いた場合、それが「ジュウ」なのか「トオ」なのかの判別ははっきりしません。しかし、古来からの感覚で読むとそれは、「トオ」ですよね。

これらの違いを送り仮名(?)を使って、明示的に表す方法が、「1つ」ということなのでしょうか?

「1つ」と書けば、それが「ヒトツ」と読むことは明白です。

それに倣って「10つ」と書けば、それが「トオ」と読むことが明白となる。

そういうことでしょうか。

したがって、10つを否定すれば1つを否定することになる・・・・

10つに違和感があるのは前述の理由から。

なるほどです。

しかしこの違和感はぬぐえきれませんねぇ・・・・「ヒトツ」という読みを明示的にあらわすためにアラビア数字のあとに「つ」をつけるという方法ですが、それはやはり、「ヒトツ」が「つ」で終わる言葉だから出来る技ではないでしょうか?

どうでしょう?

他の皆さんの意見も広く募集したいです。

まだまだお願いします。

ありがとうございました。

追記:ちなみに「明示的」という言葉は、

http://q.hatena.ne.jp/1187798694

こちらにアンケートがあるようですね。(私はアリだと思いますが)

2007/08/23 10:34:47

その他の回答4件)

id:KUROX No.1

回答回数3542ベストアンサー獲得回数140

ポイント17pt

もし正しいとしたら10個と読むしかないと思います。

「つ」自体、1から9までしか想定していないと思います。

算数の問題で、XXXXXはいくつになりますか?

1から9まではXつでOKでしょうけど

10以上は、助数詞をつけないと思います。

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%C4&kind=jn&...

>つ 【▽個/▽箇】

>〔現在では、「ひと(一)」から「ここの(九)」までの

>数詞に付くだけであるが、古くは、「もも(百)」「いお

>(五百)」などにも付いた〕

http://hiramatu-hifuka.com/onyak/onyak2/josu-ta.html

>一(ひと)二(ふた)三(み)四(よ)五(いつ)六(む)

>七(なな)八(や)九(ここの)十(と)

これだと、「とつ」と読むべきかもしれませんが、

辞書にあるように1から9までの数詞につくだけだと考えます。

id:Nigitama

>もし正しいとしたら10個と読むしかないと思います。

つまりKUROXさんは「間違いだ」と考えている。ということですね。そして、もし正しいとすれば「じゅっこ/じっこ」と読むしかないと。

ありがとうございます。

2007/08/23 10:03:33
id:skinheadbutt No.2

回答回数102ベストアンサー獲得回数4

ポイント15pt

本来は「10つ」は誤記・誤用の類だと思いますけど。違うのかなぁ。。

珍しい姓に、漢字の十と書いて「つなし」というのがあるそうですが、

これは他の数には五つとか八つとか「つ」が付くのに、

十つとは言わないからというのが元だそうで。。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312298...


でも、三つ子とか五つ子とかと同じように、「十つ子(とつご)」と言う

言葉もあるみたいですね。。。

http://ja.wiktionary.org/wiki/%E5%8D%81%E3%81%A4%E5%AD%90

id:Nigitama

私も「10つ」は直感的にも不自然だと思うんです。ただ、世の中には結構でまわっているみたいで・・・

読み方の分らない表記はホント困ります。

「とつご」なんて現実的にはいないのにどうしてそんな言葉が・・・・

2007/08/23 10:06:14
id:eroge_3d No.3

回答回数25ベストアンサー獲得回数2ここでベストアンサー

ポイント33pt

現代の使用法としては間違いの範疇には入らない気がします。というのも、10つを否定することは、1つを否定することになるからです。

そもそもひとつ、ふたつというのは古語です。現在では、その和語数詞で数を数える場合に「つ」を付けて数えます。1~9までの自然数には、元々の読みで「つ」が付いているので、「つ」を違和感なくつけることができますが、10以上になると語尾に「つ」を付けない読みになるので、現代では違和感を感じるのです。

しかし、古語では個数を表す場合「1」を「ひとつ」と「10」を「とお」と読むのが普通ですから、「10つ」が正しくないのであれば、「1つ」という表記も正しくないという事になります。

現代では数字に付く「つ」は、意味として一般的に個数を表していますから、10つでも100つでも間違った使い方ではないと思います。

読みに関してはその意味で、10つは「とお」、11つは「とおあまりひとつ」、100つは「もも」が古語的には正しいようです。

古代日本語の数体系を挙げておきます。

http://www.sf.airnet.ne.jp/ts/language/number/ancient_japanesej....

id:Nigitama

ありがとうございます。

どうやら「表記」と「読み」の問題があるようですね。

eroge_3dさんの理論でいくと確かに、10つを否定することは1つを否定することにもなりそうです。

大和の読み方にアラビア数字が入っていることが複雑さの原因でしょうか。

アラビア数字の上に(あたかも漢字のように)ふりがなを振るとイメージがつかめるかも知れませんね。

「1の方法」と書いた場合、それが「イチ」なのか「ヒトツ」なのかの判別ははっきりしません。しかし、古来からの感覚で読むとそれは、「ヒトツ」ですよね。

「10の方法」と書いた場合、それが「ジュウ」なのか「トオ」なのかの判別ははっきりしません。しかし、古来からの感覚で読むとそれは、「トオ」ですよね。

これらの違いを送り仮名(?)を使って、明示的に表す方法が、「1つ」ということなのでしょうか?

「1つ」と書けば、それが「ヒトツ」と読むことは明白です。

それに倣って「10つ」と書けば、それが「トオ」と読むことが明白となる。

そういうことでしょうか。

したがって、10つを否定すれば1つを否定することになる・・・・

10つに違和感があるのは前述の理由から。

なるほどです。

しかしこの違和感はぬぐえきれませんねぇ・・・・「ヒトツ」という読みを明示的にあらわすためにアラビア数字のあとに「つ」をつけるという方法ですが、それはやはり、「ヒトツ」が「つ」で終わる言葉だから出来る技ではないでしょうか?

どうでしょう?

他の皆さんの意見も広く募集したいです。

まだまだお願いします。

ありがとうございました。

追記:ちなみに「明示的」という言葉は、

http://q.hatena.ne.jp/1187798694

こちらにアンケートがあるようですね。(私はアリだと思いますが)

2007/08/23 10:34:47
id:emmet No.4

回答回数192ベストアンサー獲得回数14

ポイント10pt

そういえば…なんの迷いもなく「じゅっつ」と読んでました。

読んでたのは目で読んだ、であって口に出して読んだことはないのです。

私は読むのが速いので…(といってもフォトリーダーさんほどではないのですが)飛ばして読んでいるから違和感がなかったように思います。

周りにも聞いてみました。

「10つ」はどう読むか?~社内18人アンケート~

じゅうつ…2人(正確には「じゅーつ」と読んでるんだそうで)

じゅっつ…3人(私も含まれます)

じゅっこ…3人

こう書いてあるものを見たことがない…6人

その他…「じゅつ」「とおつ」「とお」「じゅう」

参考になり…ますか?

URLはダミーでスミマセン…

http://www.yahoo.co.jp/

id:kappagold No.5

回答回数2710ベストアンサー獲得回数249

ポイント25pt

広辞苑では、「つ」は、1から9数字につける接尾語となっていますので、基本的には間違いということになります。

漢字では、箇、個です。


でも、一概に間違えとも言えません。

ワードで、じゅっつ、とおつ、は変換されません。

十に「じゅっ」という読みが無いので、じゅっつは変換されない。

とおにつをつけるということは無いので、とおつは変換されない。

ということですが・・・。

じっつ

じゅうつ

この二つは、ワードで十つにちゃんと変換されます。

ワードでは間違いではないということになっていますね。


これは、先の方の回答にもありましたが昔はつを十以上の数字にも使っていたことからかもしれません。

古事記では、五百つというのが出てきます。

http://q.hatena.ne.jp/

id:Nigitama

ありがとうございます。

広辞苑まで調べていただいて助かります。

現代では「間違い」、もしくは「あまり正しくない」といえる気がします。

>ワードでは間違いではないということになっていますね。

しかしまぁ、ワードは正しいかどうかの基準にはなり得ないというか、「おんあ」と入力しても「女」と変換してくれるくらいで・・・・

この点に関しては懐疑的です。

今までの回答を見た上で、現状での私の意見は、「10つ」という表記は、現代のIT製品のマニュアルに使う言葉としては「不適切」、または「好ましくない」と言えると思います。

もう少し続けましょう。

2007/08/23 13:35:26
  • id:Nigitama
    「10つの方法」なんて書きましたが、別に書籍タイトル等に限った話ではありません。ありがちだったので例として出しました。
    通常の文で使った場合を想定してください。
  • id:myrmecoleon
    そもそも「アラビア数字+つ」の表記自体が誤用。「~つ」は「個」等とは意味合いが違います。「~つ」は漢数字(「一つ」等)または仮名でのみ表記されるべきで,「1つ」「2つ」などは横書きでも本来は不可。
    まあでもIMEでも「ひとつ」で「1つ」と変換できるくらいだから,一般に広まってしまってる誤用,ってことなんでしょうね。
    でも「16夜」で「いざよい」とか読ませられたらさすがに怒るな自分。逆に「Ⅳつ」で「よっつ」とか読ませる人がいたら通り越して感心しますが。
  • id:Nigitama
    「Ⅳつ」!
    これはウケますね。

    まぁ極論言えば、誤用なのかもしれませんが、すでに一般に広まって使用されて認知されている類の誤用ですよね。なので、「本来は」という言葉がついてしまいますね。

    さて、現実的なラインとはどこなのか頭を悩ませるところです。

    10つって・・・
  • id:nofrills
    素で、「○○を成功させる10つの方法」を「まるまるをせいこうさせる『てんつ』のほうほう」と頭の中で読んでしまいました・・・ルー語変換(?)してどうする、と自分の頭にツッコミを。



  • id:Nigitama
    nofrills さんはひょっとしてバイリンガルか、バイリンガルになりそうな人じゃないでしょうか?
    2ヶ国語以上できる人で、---さらにその2カ国が言語的に遠い関係の場合はもっと面白いが--- そういう奇妙な現象は意外によく起きるのではないでしょうか。

    テンツ?(笑
  • id:nofrills
    あ! Nigitamaさんのおかげでなぜ「10つ」を「てんつ」と読んでしまったのか、わかったような気がします。すっきりしました。ありがとうございます。何でこんな中途半端な「にせバイリンガル」になってるんだろうと自分のことながら謎だったのですが。

    半角英字で「10」というのをブラウザで見たとき、「10個」とか「10人」は瞬時に「日本語の文字列」として認識するのですが、「10つ」は「日本語の文字列」として認識できないみたいです。また私は多くの場合、単独の「10」(半角英字、欧文フォント)を反射的にtenと認識しているようです(ふだん、ブラウザで見る文では、半角の10はtenと読むことのほうが圧倒的に多いため)。
    http://d.hatena.ne.jp/nofrills/20070827/p2

  • id:Nigitama
    nofrillsさん
    やはりそうでしたか。

    生まれながらのバイリンガルで無い限り、多言語環境に浸っておかしな言語(読み方、書き方、話し方 etc)が続出で非常に面白いですよね。

    海外で英語と日本語を両方使って仕事をすると、日本人同士の日本語がヘンになるアレですね。

    言葉の区切りってすごいですね。
  • id:Nigitama
    いるかは、eroge_3d にしました。
    新しい視点からの回答で、視野を広げてくれたので。
  • id:kl117cr233
    これは言語の用法ではなく、要するにライター案件の問題かと思われます。

    ライターが記事を書く時、上からタイトルを提示されるのです。
    そのタイトルは予め決められたものが提示されていて、殆どの場合タイトルは変更できないのです。

    実際にタイトル例に、「○○を成功させる○つの方法」
    みたいな類似のものが大量にあります。

    それで成功させる方法が9つまでの内容なら良いのですが、10個以上見つかってしまうことがあります。
    しかしその場合もタイトルを変えられないので、10個ではなく10つという表現のままになります。

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