「○○を成功させる10つの方法」みたいなものがありますが、この「10つ」ってなんて読むんでしょうか?
そもそもこれは正しいのでしょうか?
ダブルクォーテーションで囲って"10つ"でぐぐってください。3000件くらい出てくるんです。
間違いだと思う人はその理由を。
正しいと思う人はその理由を。
(間違いだと思う人は代替語を提示してくれるとなおうれしいです。)
※質問動機
IT関連の製品マニュアルにこの表記がありました。正しいのかを知りたくて質問しました。
現代の使用法としては間違いの範疇には入らない気がします。というのも、10つを否定することは、1つを否定することになるからです。
そもそもひとつ、ふたつというのは古語です。現在では、その和語数詞で数を数える場合に「つ」を付けて数えます。1~9までの自然数には、元々の読みで「つ」が付いているので、「つ」を違和感なくつけることができますが、10以上になると語尾に「つ」を付けない読みになるので、現代では違和感を感じるのです。
しかし、古語では個数を表す場合「1」を「ひとつ」と「10」を「とお」と読むのが普通ですから、「10つ」が正しくないのであれば、「1つ」という表記も正しくないという事になります。
現代では数字に付く「つ」は、意味として一般的に個数を表していますから、10つでも100つでも間違った使い方ではないと思います。
読みに関してはその意味で、10つは「とお」、11つは「とおあまりひとつ」、100つは「もも」が古語的には正しいようです。
古代日本語の数体系を挙げておきます。
http://www.sf.airnet.ne.jp/ts/language/number/ancient_japanesej....
もし正しいとしたら10個と読むしかないと思います。
「つ」自体、1から9までしか想定していないと思います。
算数の問題で、XXXXXはいくつになりますか?
1から9まではXつでOKでしょうけど
10以上は、助数詞をつけないと思います。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%C4&kind=jn&...
>つ 【▽個/▽箇】
>〔現在では、「ひと(一)」から「ここの(九)」までの
>数詞に付くだけであるが、古くは、「もも(百)」「いお
>(五百)」などにも付いた〕
http://hiramatu-hifuka.com/onyak/onyak2/josu-ta.html
>一(ひと)二(ふた)三(み)四(よ)五(いつ)六(む)
>七(なな)八(や)九(ここの)十(と)
これだと、「とつ」と読むべきかもしれませんが、
辞書にあるように1から9までの数詞につくだけだと考えます。
>もし正しいとしたら10個と読むしかないと思います。
つまりKUROXさんは「間違いだ」と考えている。ということですね。そして、もし正しいとすれば「じゅっこ/じっこ」と読むしかないと。
ありがとうございます。
本来は「10つ」は誤記・誤用の類だと思いますけど。違うのかなぁ。。
珍しい姓に、漢字の十と書いて「つなし」というのがあるそうですが、
これは他の数には五つとか八つとか「つ」が付くのに、
十つとは言わないからというのが元だそうで。。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312298...
でも、三つ子とか五つ子とかと同じように、「十つ子(とつご)」と言う
言葉もあるみたいですね。。。
私も「10つ」は直感的にも不自然だと思うんです。ただ、世の中には結構でまわっているみたいで・・・
読み方の分らない表記はホント困ります。
「とつご」なんて現実的にはいないのにどうしてそんな言葉が・・・・
現代の使用法としては間違いの範疇には入らない気がします。というのも、10つを否定することは、1つを否定することになるからです。
そもそもひとつ、ふたつというのは古語です。現在では、その和語数詞で数を数える場合に「つ」を付けて数えます。1~9までの自然数には、元々の読みで「つ」が付いているので、「つ」を違和感なくつけることができますが、10以上になると語尾に「つ」を付けない読みになるので、現代では違和感を感じるのです。
しかし、古語では個数を表す場合「1」を「ひとつ」と「10」を「とお」と読むのが普通ですから、「10つ」が正しくないのであれば、「1つ」という表記も正しくないという事になります。
現代では数字に付く「つ」は、意味として一般的に個数を表していますから、10つでも100つでも間違った使い方ではないと思います。
読みに関してはその意味で、10つは「とお」、11つは「とおあまりひとつ」、100つは「もも」が古語的には正しいようです。
古代日本語の数体系を挙げておきます。
http://www.sf.airnet.ne.jp/ts/language/number/ancient_japanesej....
ありがとうございます。
どうやら「表記」と「読み」の問題があるようですね。
eroge_3dさんの理論でいくと確かに、10つを否定することは1つを否定することにもなりそうです。
大和の読み方にアラビア数字が入っていることが複雑さの原因でしょうか。
アラビア数字の上に(あたかも漢字のように)ふりがなを振るとイメージがつかめるかも知れませんね。
「1の方法」と書いた場合、それが「イチ」なのか「ヒトツ」なのかの判別ははっきりしません。しかし、古来からの感覚で読むとそれは、「ヒトツ」ですよね。
「10の方法」と書いた場合、それが「ジュウ」なのか「トオ」なのかの判別ははっきりしません。しかし、古来からの感覚で読むとそれは、「トオ」ですよね。
これらの違いを送り仮名(?)を使って、明示的に表す方法が、「1つ」ということなのでしょうか?
「1つ」と書けば、それが「ヒトツ」と読むことは明白です。
それに倣って「10つ」と書けば、それが「トオ」と読むことが明白となる。
そういうことでしょうか。
したがって、10つを否定すれば1つを否定することになる・・・・
10つに違和感があるのは前述の理由から。
なるほどです。
しかしこの違和感はぬぐえきれませんねぇ・・・・「ヒトツ」という読みを明示的にあらわすためにアラビア数字のあとに「つ」をつけるという方法ですが、それはやはり、「ヒトツ」が「つ」で終わる言葉だから出来る技ではないでしょうか?
どうでしょう?
他の皆さんの意見も広く募集したいです。
まだまだお願いします。
ありがとうございました。
追記:ちなみに「明示的」という言葉は、
http://q.hatena.ne.jp/1187798694
こちらにアンケートがあるようですね。(私はアリだと思いますが)
そういえば…なんの迷いもなく「じゅっつ」と読んでました。
読んでたのは目で読んだ、であって口に出して読んだことはないのです。
私は読むのが速いので…(といってもフォトリーダーさんほどではないのですが)飛ばして読んでいるから違和感がなかったように思います。
周りにも聞いてみました。
「10つ」はどう読むか?~社内18人アンケート~
じゅうつ…2人(正確には「じゅーつ」と読んでるんだそうで)
じゅっつ…3人(私も含まれます)
じゅっこ…3人
こう書いてあるものを見たことがない…6人
その他…「じゅつ」「とおつ」「とお」「じゅう」
参考になり…ますか?
URLはダミーでスミマセン…
広辞苑では、「つ」は、1から9数字につける接尾語となっていますので、基本的には間違いということになります。
漢字では、箇、個です。
でも、一概に間違えとも言えません。
ワードで、じゅっつ、とおつ、は変換されません。
十に「じゅっ」という読みが無いので、じゅっつは変換されない。
とおにつをつけるということは無いので、とおつは変換されない。
ということですが・・・。
じっつ
じゅうつ
この二つは、ワードで十つにちゃんと変換されます。
ワードでは間違いではないということになっていますね。
これは、先の方の回答にもありましたが昔はつを十以上の数字にも使っていたことからかもしれません。
古事記では、五百つというのが出てきます。
ありがとうございます。
広辞苑まで調べていただいて助かります。
現代では「間違い」、もしくは「あまり正しくない」といえる気がします。
>ワードでは間違いではないということになっていますね。
しかしまぁ、ワードは正しいかどうかの基準にはなり得ないというか、「おんあ」と入力しても「女」と変換してくれるくらいで・・・・
この点に関しては懐疑的です。
今までの回答を見た上で、現状での私の意見は、「10つ」という表記は、現代のIT製品のマニュアルに使う言葉としては「不適切」、または「好ましくない」と言えると思います。
もう少し続けましょう。
ありがとうございます。
どうやら「表記」と「読み」の問題があるようですね。
eroge_3dさんの理論でいくと確かに、10つを否定することは1つを否定することにもなりそうです。
大和の読み方にアラビア数字が入っていることが複雑さの原因でしょうか。
アラビア数字の上に(あたかも漢字のように)ふりがなを振るとイメージがつかめるかも知れませんね。
「1の方法」と書いた場合、それが「イチ」なのか「ヒトツ」なのかの判別ははっきりしません。しかし、古来からの感覚で読むとそれは、「ヒトツ」ですよね。
「10の方法」と書いた場合、それが「ジュウ」なのか「トオ」なのかの判別ははっきりしません。しかし、古来からの感覚で読むとそれは、「トオ」ですよね。
これらの違いを送り仮名(?)を使って、明示的に表す方法が、「1つ」ということなのでしょうか?
「1つ」と書けば、それが「ヒトツ」と読むことは明白です。
それに倣って「10つ」と書けば、それが「トオ」と読むことが明白となる。
そういうことでしょうか。
したがって、10つを否定すれば1つを否定することになる・・・・
10つに違和感があるのは前述の理由から。
なるほどです。
しかしこの違和感はぬぐえきれませんねぇ・・・・「ヒトツ」という読みを明示的にあらわすためにアラビア数字のあとに「つ」をつけるという方法ですが、それはやはり、「ヒトツ」が「つ」で終わる言葉だから出来る技ではないでしょうか?
どうでしょう?
他の皆さんの意見も広く募集したいです。
まだまだお願いします。
ありがとうございました。
追記:ちなみに「明示的」という言葉は、
http://q.hatena.ne.jp/1187798694
こちらにアンケートがあるようですね。(私はアリだと思いますが)