一昔前のヒット作と言えば、「ひとつ屋根の下」や「101回目のプロポーズ」など老若男女に受け入れられそうな作品が多く、自分も子供心ながらに感動して見ていたのですが、最近話題になっている「花より男子」や「花ざかり~」などは普通にくだらなく思えます。
というかドラマとは思えません。
なんでこんな単なるアイドルのプロモーションビデオが高視聴率なんだよ?なめてるのか!?と頭に来るぐらいです。
一昔前ならこのような子供向けの作品がトップでのさばるなんて考えられたでしょうか?
しかも少子化のこの時代になぜ高視聴率が取れるのかも甚だ疑問です。
少女漫画の実写なんて普通、男には見向きもされないでしょうけど、女性は老若問わず皆ああいう子供向けのドラマを喜んで見ているのでしょうか?
この手の作品の蔓延に批判的なのはやはり男ばかりなんでしょうか?
みなさんの周りではどうなんでしょう?
それにしても、この手の幼稚な作品しかヒットしなくなった元凶は結局どこにあるんですかねえ?
ひとつ屋根の下などの時代からすると今の状況は想像もつきませんよホントに。
一時期テレビ朝日で少女漫画原作のドラマを放送する枠がありましたが、
そこそこにヒットしていたけどそれは夜8時からという子どものためのものでした。
最近話題になっている漫画原作のドラマはどれも9時か10時から。
今の子ども達が昔より遅寝になったことも考えられますが、やはり
ターゲット層は当時その漫画を読んでいた世代かそれ以上だと捉えます。
そういう人たちがただの「娯楽」としてお気楽に観るには、
いわゆるイケメン俳優だとかアイドル女優を起用するのが
視聴率を稼ぐのに効率が良いのでしょうね。話題性も自然と出ますし。
私は20代前半の女ですが、テレビドラマ自体に興味が薄い上に、
漫画好きということもあって少女漫画に限らず漫画原作に嫌悪感を抱いてるので
ほとんど視聴したことがありません。
周りの友人も話題だから観る人もいる、程度のもので
真剣に来週の放送を楽しみにしているという人はほとんどいません。
そもそもテレビ全体の視聴率が下がっているので
ヒットしたと言っても昔とは規模が違うかもしれませんね。