「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきたイエルポタージュ・コーナー“イエ・ルポ”の続編。
“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか?愛するマチ、好きな風景、家族のエピソード、イエでの思い出…。あったかい、ユニークな、心に残っているお話、みなさんのマチやイエならではのお話が集まって、「イエ・ルポ」本が実現するとうれしい!毎回のテーマに沿って、あなたのイエとマチのルポ、お待ちしています!
イエ・ルポ 2 #002 THEME「あなたのイエの次代に残したいモノたち」を教えて下さい
ルポ例はコチラ
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※今回の「いわし」ご投稿は12月6日(木)正午で終了とさせて頂きます。
あの忌まわしい戦争犠牲者の話しは忘れてはいけない。
その話しを語り継ぐのも使命。
大切な事ですね。
是非お願いいたしますといいたいです。母は苦労をしてきたなと思うところがあってそのひとつが戦争で父を亡くしたことです。本当に憎い、にくましい、忌まわしい戦争です。
その体験が、反面教師になるよう、自分の心にもしっかり据えておこうと思います。
祖父は私にはっきりと、戦争は悔やんでも悔やみきれない過ちだったんだと語ってくれました。その時の複雑な表情を今もよくおぼえています。
戦争の話には、二通りの語り継ぎ方があると思います。ひとつは過ちを二度と繰り返させたくないという思いで語るもの。ひとつはもう一度戦争をする国に傾斜していくための予備知識のように語られていくものです。最近は後者のような戦争の語り方が多くなってきたように思います。
でも日本を再び戦争に駆り立てるような戦争の語り方は、主に国や政治に関係する方向から聞こえてきます。私たちに身近な祖父母や親戚の年長者の皆さんたちから聞く戦争体験は、どれもが二度とあんな時代はいやだ、二度と過ちを繰り返してはならないという心で語られます。私たちはまず、身近な戦争体験者の話を聞くことが大切だと思います。
全くその通り・・・今の若者は日本とアメリカが戦争したという事実も知らない!!驚愕しました。
今の若い人は日本とアメリカとの戦争を知らないのですか!?事実を知る事も大切な事なのにと思います。戦争はしてはいけないとの気持ちを伝えていきたいです。命は大切だよ、と。
日本はアメリカの同盟国で、アメリカの戦争を支援するのが日本の役目。そういう認識しかない人がとても多いと思います。なんとなく知識としては知っていても、アメリカ人と日本人が憎しみ合って殺し合ってきた歴史なんて誰ももう知りません。
そんな私たちの世代は、戦後日本人とアメリカ人がどんなに努力して今の友好を築き上げてきたかも知りません。だから、平和のための日本とアメリカの友好が、戦争のための同盟に変わってしまったんだと思います。本当の歴史を体で体験してきた祖父母の話にもっと耳を傾けないと、とりかえしのつかないことになってしまいそうです。
アメリカの首都はニューヨーク!とのことです・・・学校では何を教えているのでしょう???
私も同感です。先の大戦の話は語り継がれるべきですね。
しかし、世界各国によっていろいろと解釈が違うので、
その解釈が世界共通になれば、平和になるのではないかと思います。
これもできれば残したい!体験できませんかね?修学旅行はこんなことを体験させれば良いと思います。
子供に限らず、戦争体験のない50代以下くらいの人はみんな対象にして、半日くらい地域清掃とかで汗を流してお腹を空かせてもらって、それから戦争を体験した世代の人たちに当時の食卓を再現してもらって、それをみんなで食べるんです。
あんなに働いてお腹ペコペコなのにたったこれだけ?これじゃ体がもたないよ、と実感しながら当時の体験談などを聞き、病人や子供など弱い者から犠牲になっていった悲惨な時代を身をもって知っていくような行事。
最後に真っ白いお米のごはんのおにぎりなど出てきたら、きっと涙が出ちゃうでしょうね。そういう体験から平和の尊さを学べるような企画が地域をあげてできたらすばらしいと思います。自治会に提案してみようかな…。上の方は某保守政党支部みたいな人たちなので反対されそうですが…。
そもそも戦争体験をした人が正しくその体験を自分で生かしているかが疑問。
だって日本の再軍備とか言ってるのはどっかの大勲位とかだよ?
それに僕の親父もそうだったけど、戦争時代に食糧難にあっていた人たちが一番食い物に文句ばっかり言ってると思う。
そういう人たちから単に形だけのものを受け継いでも何にもならないと思う。
むしろ、そのときその人たちはどう考えていたんだろう、とか自分自身がその立場だったら何ができたんだろう、とか考えるほうがよほど大事。
平和とか戦争反対っていうのはものすごく簡単だし、きれいに聞こえるんだけど、それは実は当時の人たちも同じはずだったんだよね。
軍部の圧力が…ったってその軍部を動かした政府を(選挙権の範囲は狭かったにせよ)選んだのは国民なんだ。
戦争体験者と共に「今を生きる私たちとして何ができるのか」を考えていくことが大切ですね。戦争体験者の中には、国策遂行の先兵となって戦争を推進してきた過去を、二度と思い出したくない黒歴史として封印してしまっている人もいます。でもそういう人たちも含めて「今何ができるだろう」と考えあっていくことはできますから、それが大切ですね。
戦争体験(というよりも原爆)は日本人だけが経験してしまったことですよね。だからその恐ろしさがわかるのは日本人だけだと思うんですよ。
理屈では、どれくらいの威力があるかとかわかるだろうけど、被爆した人の心情はわからないですよね。
戦争体験というよりも原爆体験を積極的に継承していくべきなのではないでしょうか。
原爆体験だけは日本人しか知り得ない体験ですから、それは理屈抜きに語り継いでいくべきでしょうね。また東京大空襲をはじめとする民間人を標的にした大規模攻撃に見舞われた人たちの体験もとても貴重なものだと思います。
戦争という時代の体験と、戦火に見舞われてたくさんの人たちが目の前で殺されていったような体験とは、少し違うのかもしれません。
本当に今聞いておかないと、戦争を体験した方々がどんどん高齢になってしまわれています。今度は私たちが次に伝えていかなければいけないと思っています。
たしかに、戦争という体験は、人それぞれに様々です。そしてその体験が今どのようにその人の考え方に影響を与えているかも様々です。
しかし大切なことは、そうした様々な体験の生の声を、今しか聞けない貴重な声として聞いておくこと。
そして日本にも戦争という時代があったことを深く記憶にとどめ、今なお世界のいくつかの地で続いている戦争の、被害者達の痛み、苦しみ、悲しみの声をわがものとして聞いていくこと。
そして出来ることなら、せめて一言なりと戦争のない平和な世界を願うための声が上げられること。そういうことではないかと思うのです。
大勲位の勇ましい武勇伝も、原爆被災者の語り部の人たちの言葉も、聞く側の心一つで変わってきます。語るのは戦争体験者であっても、受け継ぐのは私達なのですから、次世代に何を伝えていけるのかを決定づけるのも、私達の心一つ、ということでしょう。
たくさんの戦争体験を聞いておきたいですね。
一人から聞いても全体像は掴めません。
できればたくさんの人から聞きたいと思います。
そうすればおのずから、その貴重な体験をこれからの時代にどう生かしていけばいいのかが
わかってくるはずだとおもいます。
なくなった祖父はめったに戦争の話をしませんでしたが、一度だけしてくれたことがあります。
私たち孫が戦争の悲惨な話を受け継ぎました。これからできる私の子どもにも祖父から聞いた戦争の話をしてあげたいです。