はてなでは、はてなダイアリーを始め各サービスで、サービスの向上を目的としたアクセス解析を各ページで行っております。基本的にはサーバー側に組み込まれたアクセス解析システムを使用していますが、トップページやキーワードページなど一部ページではGoogle Analyticsを設置し、より詳細なページの利用動向を把握した上でサービスの改善に役立てています。
ユーザーページの改善のため、将来的にユーザー様の日記ページ( http://d.hatena.ne.jp/ユーザー名/ )にGoogle Analyticsによるアクセス解析を行っていきたいと考えています。この変更により、それぞれのユーザー様の日記ページにはHTMLに解析用のタグが自動的に挿入されますが、はてなはユーザー様個々を特定したアクセス解析は行わず、はてなユーザー全体の利用動向をサービス改善のためにのみ利用します。見た目や使い勝手等に影響はなく、自分専用の解析コードを貼り付けている場合もそのままお使いいただけます。
上記のユーザーページへのGoogle Analyticsの設置について、賛成/反対やその理由など、皆さまのご意見をお聞かせください。
自分は思うところあってAdBlockでgoogle-analytics.comへのトラフィックを遮断しています。また,ある種のアンチウィルス製品も同様の機能をもっているようです。Webページに様々なものが埋め込まれ,その弊害も増えつつある今日の状況では,今後このような行為が一般的になる可能性は少なくないと考えています。
ページ埋め込み型のアクセス解析は,このような(解析トラフィックを遮断している)ユーザーの動向を把握できない,という根本的な欠点があります。それでもこのようなアクセス解析サービスが利用されているのは,一般的なユーザーはサーバーのアクセスログを直接参照できないからです。あくまで次善の策としてアクセス解析を利用しているという側面があります。
はてなは完全なアクセスログが入手できる立場にあります(そのなかにはGoogle Analyticsで調査可能な情報はすべて,またそれ以上の情報が含まれているはずです)。このような状況において,あえてGoogle Analyticsを使用する理由は何でしょうか?