私たちの代で、お寺の修復工事をしなければならない時期にさしかかっているようなのです。そのため、檀家さんだけでなく、私たちにも多額の修復費用がのしかかってきます。夫が他に働いていても、あまり利益がない状態で住職をすることになるかもしれません。
夫の両親は、「今までお世話になってきたけど、そこまで無理をして継がなくてもいい」と言っています。私も修復にお金をかけてボランティアするくらいならば、マイホームを建てて干渉されずに暮らしたいです。
薄情な話、お寺は儲かっているから嫁いでも頑張れると思ってましたので。檀家さんは自己主張の強い方が多いので、本当に人に貢献する精神がなければ耐えられません。私はそういう精神はあまりありません。夫は小さい頃から可愛がってもらっている恩がありますけれど。
その夫は優柔不断で、今は曖昧なまま暮らしています。しかし、マイホームを建てるならローンのことも考えて早めに建てたいです。私たちが継がないと、夫の両親がお寺から追い出されるのが一番気がかりなのですが…皆様ならどうするか、ご意見下さい。
一回調べてみたいと思います。ただ、わりと小さなお寺で、そこまで価値があるとは思えませんが…
周りにも小規模なお寺がいくつかありますし。
旦那はとてものんびりしていて、お喋りも上手くないし、後を継げば私が頑張らないといけないことになりそうです。ご両親を見ていても、女である嫁がかなり頑張らないといけないお仕事です。恐らく旦那のご両親は出て行っても大丈夫な貯えはあると思われますが、本音は分かりません。参考にさせていただいて、じっくり話し合いたいと思います。
金銭的な問題だけが中心の場合、お寺さんの場合には一部非課税扱いになるなど経営上、有利な点もあると思います。
お寺の修繕費については、一般的にされているように、檀家さん等にお布施や修繕にかかる寄付をお願いする他にも、昔からのお寺の場合には、文化遺産的な価値があるかどうかをお調べになり、市町村などに修繕費用の一部の援助等も求められないかを調べられてみてはどうかと思います。
修繕費が高額であるということは、おそらく昔からある由緒正しい歴史のある素晴らしいお寺かもしれないということです。
もし、お寺を継がずにお譲りすることがあるとしても、調べてみて損はないと思いますよ。
それにより、意外な価値が分かり、観光地等にプロモーションされることにもなれば、逆にマイホーム購入の援助にもなる将来の大きな収入源にもなるかもしれません。
金銭的な問題だけならば、通常のお寺は寄付やお布施で経営されておられ、また非課税扱いの恩赦や地域とのつながりも提供しておられます。
お寺さんとはいえ、すべてはボランティアでやっておられるわけではないと思います。
ただ、おっしゃる通り、精神的な面については、やはりご本人が絶対に無理と思われるならば、継いだ場合の夫婦の役割分担等をしっかりと話し合い、旦那様に無理のない範囲で継がれること、檀家さんとの問題については奥様の役割分担には含めないということを明確になさることが大切だと思います。
その分担を具体的にはっきりさせていくことで、旦那様の意志を確かめる事もできると思います。
難しい問題とは思いますが、問題の不都合な点と利点の両方を検討されてから決めても遅くないと思います。
また、継がれなかった場合(お寺の修繕もなされなかった場合)、マイホームを購入された場合に旦那さんのご両親との同居問題なども派生してくる可能性もあるかもしれませんので、そういう点も明確に話し合われてみてはどうかと思います。
まずは、ご本人だけでもできることですが、下記を書き出して検討されてみてはいかがかと思います。
1.継ぎたくない理由
2.継がなかった場合の利点と不利点
3.継いだ場合の利点と不利点
税金や修繕費・経営援助についての国の相談窓口や、各市町村にも市民の相談課があるはずですので、担当の地域のイエローページなどで調べてみて下さい。
難しい問題をお抱えの様ですが、丸く収まる方法が見つかると良いですね。