THEME:「扉」「香り」「キッチンウェア」+「言い伝え&おまじない」
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、FORTUNEバージョン。FORTUNEとは「幸運・幸せ」。イエと暮らしに幸運を呼ぶコト、ちょっとハッピーになるコト! 毎回の3つのテーマに幸せのサプリを、その思いや由来とともにメッセージ下さいね。世界の言い伝え&おまじないも常時募集中。次なる〈イエはてな〉ライブラリーの本の実現を目指して――豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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※コチラのテーマ詳細とサプリ例をご覧になってご投稿下さいね!
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080618
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※今回の「いわし」ご投稿は6月23日(月)正午で終了とさせて頂きます。
クロックという小型のすり鉢(トントンするからトントン叩き鉢・・・なんちゃって)、これでこのレシピを目の前で作ってもらったら、もう目の前が南国になりそうですね♪(*・▽・*ノノ♪
以前関西に住んでいた時、インドネシア・インド・タイ料理屋さんもある街だったので、エスニックな料理に随分惚れ込みました。家族が刺激物に弱いので今は作れないのですが、一人暮らしをしていた時は、タイのカレーペースト(レッド・イエローが好きでした)を買ってきては、ナンプラーとココナッツミルクを入れた、スパイシーなタイカレーを毎日のように食べていました(あ~~~~~懐かしい~~~~~♪)
プリッキーヌという唐辛子、初めて知りました!スゴイ刺激を体感できそう(ちょっと間違うと涙目になるんですね)。うわ~食べてみたいなぁ~~~~~~~~~~!!!!!あぁ~刺激物禁止令さえなければ、作ってしまいたい(あ、でもプリッキーヌはどこで手に入るかな・・・田舎でも売ってますかね)。
いつもながら、読んでいるだけで食欲をそそるレシピ(しかもこんな時間なのにお腹がなってしまいます)を紹介して下さるTomCatさんの手料理、いつか食べてみたいです~~~(*・▽・*> イエはてなパーティーがあったら、他の皆さん腕自慢の方も沢山いらっしゃるから、凄く豪勢だったり伝統の味だったりと、色々なメニューが出てくるのだろうなぁ~~~(あぁ、妄想が止まりません(笑))!
クロック、タイに行く度に欲しいなあと思いますが、その重さに毎回あきらめています。プリック・キー・ヌーは順に唐辛子・ウンチ・ネズミという意味です。ネズミのウンチほどの大きさ・形の唐辛子ということです。
私もクロックは憧れです。でも、ほんと、重いんですよね。まさに石の固まりそのまんまっていう感じです。でもあの重量感が大切なんでしょうね、きっと。
クロックの使用例はとっても具体的で、テレビのお料理番組を見ているみたいに使い方の様子が伝わってきました。ちっちゃいのでいいからほしいな。タイ料理だけでなく、アジアの料理全般に色々と使えそうですね。
プリッキーヌって、三つの言葉がつながったものなんですね。でも、私が見るプリッキーヌは2~3センチはあります。ネズミのにしてはちょっと大きいような…。それとも、もしかしてタイのネズミって巨大なのでしょうか。きゃぁ。
クロックと言っても時計ではありません。タイでよく使われている石製の搗き鉢のことです。形は、日本のすり鉢を想像してください。それが5倍くらいゴツくなって、鉢も棒も石で作られている物。それがクロックと呼ばれる調理道具です。
参考写真→http://kitty3103.exblog.jp/5650293/
用途は香辛料などのすり潰しですが、正しくは「する」のではなく「叩く」、「砕く」、「押しつぶす」といった使い方をします。ごりごりすったりせず、コツコツと叩くようにして使うわけです。すって粉にするのではなく、叩き潰すようにして粉砕すると、香辛料の味わいがとてもフレッシュなんですよね。というわけで、カレーやエスニック料理作りが好きな人には、ぜひお勧めしたい道具の一つなんです。
しかし、なんせ素材が石ですから、やたら重たいです。友人の所にある大きなクロックは、重さを計ってみたら、なんと10kgを超えていました。さすがにこれでは普通のキッチンでは使いこなせないので、私は重量2kgくらいの小さな物を使っています。
さて、せっかくですから、このクロックが実際の料理にどんな風に使われるのかを、レシピ形式でご紹介しておきましょう。作るのはタイ風豚挽肉のバジル炒め月見ライス(?)です。これ、タイではよく見かけるメニューで、ちゃんとした名前もあったと思うんですが、タイ語なので憶えられず忘れてしまいました(笑)
材料は4人前として、
さて、作ります。クロックにプリッキーヌとニンニクを入れ、まず最初にゴリッと潰してしまいましょう。そしてトントントンとリズミカルに叩いていきます。だいたい細かいみじん切りくらいの感じに粉砕されればOKです。
万一中身が飛んで目などに入ったら大変ですから、クロックは目に近い位置では使わないこと。座ってテーブルの上でトントン、なんてやっていると、ちょっと危ないかなあという気がします。立って作業してください。
あと、プリッキーヌを扱っている時は、絶対にその手で目を擦らないこと。プリッキーヌを持った手で瞼を触っただけで、AIRのラストシーンと卒業式が一緒に来たくらい泣けてしまいますw
豚挽肉には醤油とサラダオイル、オイスターソースを加えて、菜箸などで切るようにして良く混ぜておいてください。ハンバーグを作るわけではありませんから、練ってはいけません。
中華鍋を強火で熱し、油(分量外)を引き、軽く煙が立つくらいまで加熱したら、クロックで潰したプリッキーヌとニンニクを入れて炒めます。いい香りが立ってきたら下味を付けておいた挽肉を加えて炒めます。全体に火が回って香ばしい香りがしてきたら、砂糖大さじ1、砂糖の上から水少々を加えてザッと一掻き回し、香り付けの醤油少々(分量外)を鍋肌からジュッと回しかけて、ザッザッザッと中華鍋を煽ります。ここにバジルの葉を加えてさらに炒めて、よく火が通って葉っぱが小さくなってきたら出来上がりです。味を見て塩味が欲しいようなら、火を止める前にさらに醤油を鍋肌からジュッと加えてください。
豚挽肉炒めの出来上がり直前に、別のフライパンで目玉焼きを作っておきましょう。焼き加減はお好みでOKですが、私は半熟が好きです。
さて、盛りつけます。お皿に白飯を盛り、その上に豚肉のバジル炒めを乗せ、さらに目玉焼きを乗せて完成です。タイではもちろんタイ米を使いますが、日本人なら日本のお米でもいいですよね。あとは、豪快に食べるだけです。おいしいですよー、これ。けっこう辛いですから、ここで半熟目玉焼きが本領発揮。黄身と混ぜながら食べてください。
と、こんな感じです。こんなふうに、タイ料理ではあらゆる場面にクロックが登場します。日本のすり鉢と違って叩き潰すような使い方をするので、中身を飛散させないよう注意しながら使ってください。タイではこのクロックのトントンという音で、料理の腕前が分かると言われるそうです。