Bさんの父親のAさんが、病気で亡くなってしまいました。
相続人のBさんには、Aさんの預貯金を受け取る権利がありますが、Aさんは30個以上の銀行に1000万円ずつ分けて預金していました。
BさんはAさんの家から通帳や取引通知書を必死に探して取引銀行を調べたのですが、まだ漏れがあるかもしれません。
こういった場合に、Bさんは、税務署がやるような「名寄せ」をしてもらうことはできるのですか?
また、それ以外に預金を確実に全て受け取る方法はありますか?
また、もしご存知でしたら、信託銀行・証券会社についても教えて下さい。
http://q.hatena.ne.jp/1226111423
この質問の関連ですかね。
国内金融機関の数は郵貯も含め2~3千はあります。これ全てに問い合わせをしていたら、費用だけでもかなりかかりますし、時間もかかる。かつ、一般郵便では金融機関によっては、特に中小金融機関は詳細を調査せず回答する可能性があり危険。全くなしのつぶての場合は、全金融機関に内容証明を送達し預金調査の依頼をする必要があります。
便宜策としては、それだけの金銭があると言う事は不動産収入等による収入の可能性が高いので、賃貸収入受け入れ口座がある銀行に行き、取引履歴照会を依頼する方法があります。金融庁の指示で取引履歴コムは永久保存になっているので、過去から履歴が追えます。現金払い出しをして預け替えをしていなければ、どの銀行に振り込んだかの履歴が取れるので、振込銀行に対してのみ預金調査依頼を内容証明で送達すれば確実に抑える事ができます。
名寄せはできます。
ペイオフに伴い、データ上は名寄せを行っている金融機関が多くなっています。
当該金融機関内の本支店のすべての口座の名寄せを行うことが可能です。
Aさんの生前の住所、生年月日、戸籍謄本と、Bさんの本人確認情報(運転免許証等)を持参し、窓口で名寄せの手続きを行ってください。
本支店どこでもできるようですが、事前に電話で確認した方がいいでしょう。
信託銀行についても同様ですが、証券会社については分かりません。
#1のコメント:
全ての銀行についての名寄せをやってもらうことはできないのでしょうか?
金融機関の間では、そういったサービスは行っていません。
どうしても必要でしたら、弁護士が代行してくれます。
http://q.hatena.ne.jp/1226111423
この質問の関連ですかね。
国内金融機関の数は郵貯も含め2~3千はあります。これ全てに問い合わせをしていたら、費用だけでもかなりかかりますし、時間もかかる。かつ、一般郵便では金融機関によっては、特に中小金融機関は詳細を調査せず回答する可能性があり危険。全くなしのつぶての場合は、全金融機関に内容証明を送達し預金調査の依頼をする必要があります。
便宜策としては、それだけの金銭があると言う事は不動産収入等による収入の可能性が高いので、賃貸収入受け入れ口座がある銀行に行き、取引履歴照会を依頼する方法があります。金融庁の指示で取引履歴コムは永久保存になっているので、過去から履歴が追えます。現金払い出しをして預け替えをしていなければ、どの銀行に振り込んだかの履歴が取れるので、振込銀行に対してのみ預金調査依頼を内容証明で送達すれば確実に抑える事ができます。
ありがとうございます。
銀行というものは山ほどあり、「百十四銀行」などのマイナーな銀行に預貯金があるかもしれません。
全ての銀行に対して問い合わせを行ったり、全ての銀行に出向いて名寄せを依頼していたら、1年たっても終わりません。
そこで、全ての銀行についての名寄せをやってもらうことはできないのでしょうか?