THEME:「星」「誕生日」「引っ越し」+「縁起物」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、FORTUNEバージョン。FORTUNEとは「幸運・幸せ」。毎回のテーマに沿って、イエと暮らしに幸運を呼ぶコト、ハッピーにするコトを思いとともにメッセージ下さいね。
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※質問は3月2日(月)正午で終了させて頂きます。
10年ほども前、タイの田舎をバスで移動していたのです。
都市と都市を結ぶ長距離のバスだったんですが、突然、故障で動かなくなってしまいました。前にも後ろにも人家さえ見えない、なんにもないところ。たしか夕方の5時とかそういう時間でした。
バスの運転手さんは「電話のあるところまで歩いて、助けを求めに行く」とバスを離れ、ぼくたちは取り残されたのでした。
乗客は観光客ばかり。
バスを出て道端に座っているくらいしかすることがありません。
やがてたまに通るバイクや車からの情報を近くの村の人たちも聞きつけたのでしょう、三々五々、水や果物なんかを持ってきてくれました。
といっても村の人たちは英語が話せなかったですし、乗客たちもタイ語がわかりません。
ぼくと友人の2人はタイ語を学んでいる最中だったので、といってもまだまだ片言でしたが、それでも村の人と乗客の意思疎通のためにはその片言のタイ語しか他には何にもなかったので、汗をかきかき、何十人分の通訳をしたんでした。
村の子供たちも集まってきて、きっと自分たちのおやつでしょう、キャンディーなんかを分けてくれたのでした。
お返しにアメリカ人の兄ちゃんが手品を披露していましたねえ。
夕ご飯の時間になってもまだ何の進展もありません。
ようやく帰ってきた運転手さんは「代わりのバスが来るまでこのまま待ってください」と。
村の子供たちは、自分たちの家に来れば夕ご飯があるよ、おいでよ、と誘ってくれます。といっても何十人分も食べさせてもらうのは申し訳ないだろうと辞退しましたが。
子供たちも、村の大人も家に帰り、待っているのは我々だけになりました。
待たされること8時間。真夜中になってようやく代わりのバスが来てくれました。
そのバスが来るまでみんなで見上げていた星空。
今まで見たことも聞いたこともなかったような星空でした。星の数が信じられないほどに多いんです。しかも手を伸ばせば届くんじゃないかと思うほどの距離で光っています。
なんかのきっかけがあったら、本当に落ちてきそうな気さえしたんですよ。
バスの故障がなかったら気が付かなかった星空だったかも知れません。
都市では周りが明るすぎるでしょうから。
いえ、村でさえある程度明るいですからね。
星空を怖いと思ったのはあのときだけでした。
もう1度くらいあの怖いほどの星空、見たいなあと思います。
私の母親の友人は星空が怖いそうです。母が理由を聞いたら、星が落ちてくるような気持ちになるから怖くて見られないという返事だったそうです。私なんかはもったいないなと思いますが、他に星空が怖い人いますか?