THEME:「暑中見舞い」「夏の祭り」「土用・大暑に」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
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※質問は7月13日(月)正午で終了させて頂きます。
確かに、うなぎから離れてみるのはアリですね。
私だったら、とろろ蕎麦が一番好きですね。
さっぱりしていて、それでいてとろろでスタミナが付く。
とろろで植物性タンパク質の補給をして、そばでミネラルを摂取する。
そばに飽きたら、そうめんにしたり、丼物にしてマグロの漬けを食べる。
TomCatさんのおっしゃるように、いろいろ工夫のしがいがありますね。
これまでの伝統を守り、そして今後の日本のあり方を探る。
その第一歩として、食べ物から始める。全てを捨て去ってしまうのではなく、温故知新の考え方、私も見習いたいです。
とろろは、暑くても喉に通りやすいですし、栄養もありますし、鰻と比べても遜色ありませんね。
むしろ食べやすさなら、こちらのほうに軍配があがると思います。
そばもいいですが、個人的にはやはりとろろご飯で頂くのが好きです。
土用の丑の日にはウナギを食べる習慣がありますね。由来はいろいろあるようですが、平賀源内説が有力です。夏の暑い時期に、火で焼いたうなぎの蒲焼を食べに来る客はいないので困ったという相談を鰻屋からうけ、それならばと、丑の日には「う」から始まる字のつく物を食べると夏負けしないで、元気に夏を過ごせるという言い伝えを元に「う」の字のつく,うなぎということで、鰻屋に「本日 丑の日」と書いた貼り紙をお店に貼ることを提案したそうです。そして、博学な源内先生のいうことなら間違いないということで庶民に受け、鰻屋は大繁盛だったそうです。当時、それを見た他の鰻屋も真似をするようになり、土用の丑の日にはうなぎを食べることが、一般的になりました。ということで、うなぎと決まっているわけではなく、「う」のつくものなら何でも良いそうです。うどん、梅干し、うりなど。
生来のへそ曲がりなものですから、スーパーにウナギのパックが山積みされているのを見ると、逆に食べる気なくします。
トロロ、いいじゃないですか。
モロヘイヤ、いいですねえ。
粘りものは体にいいと聞きます。
納豆でタンパク質を補給するのもいいんではないでしょうか。「う」も付きますし。
納豆に梅干なんていう一品もアリだと思います!
夏バテを防ぐために精のつくものを食べる。これが本来の土用の丑の日のありかたですよね。平賀源内以前の時代には、「う」の付く食べ物であるとか、黒っぽい食べ物が良い、といった言い伝えはあったようですが、特にこれと限定されたメニューは存在しなかったようです。
さて、そこで鰻にこだわらない新しい土用の丑の日の食を考えてみたいと思うのですが、私は思うに、どうせなら植物質の物を中心に食する習慣とした方がいいと思うんですよね。なぜか。それはまず、土用の時期には土の気が強くなると言われているからです。
土というのは、植物に対しては成長の気を与えますが、動物に対しては、土に還る、なんていう言い方があるように、生命の終わりを受け止めていく役割を担います。同じ土の気をもらうなら、どっちが欲しいですか? 私なら、植物を通して、成長の気をもらいたいですね。
そしてもう一つ。バテ気味の体には、植物質の食事の方が、ずっと優しいからです。今年の丑の日は土用の入り初っ端に来ますからそんなにバテている人はいないと思いますが、遅い年だと、鰻か~、それより何かサッパリした物が食べたいよ、なんて言いたくなる人も少なくないと思うんです。そんなわけで、土用の丑の日には菜食中心でいきましょう。
まずメインは麦トロなんていかがですか? 麦飯の栄養は言うに及ばず、山芋もこれまた精力が付く食べ物として有名です。山芋の粘りの成分はムチンと呼ばれる物質で、これには胃粘膜を保護する作用がありますから、ストレスや飲み過ぎ食べ過ぎなどで胃を痛めている人にも最適です。ながいも、やまといも、いちょういも、等々様々な種類がありますが、風味を別にすれば、栄養成分はどの種類もほぼ同じです。いちょういもとすれば「う」の付く食べ物となって、土用の丑の日向きではないでしょうか。
タンパク質は豆腐で取りましょう。これも「う」の付く食べ物ですから土用の丑の日向きですね。冷や奴で食べてもいいですが、さらに「う」の付くニガウリ(ゴーヤ)と合わせても夏バテ防止のいいメニューになってくれそうです。
サッパリした物しか受け付けないようなら、黒っぽい食べ物として蕎麦をチョイス。これをとろろ蕎麦ならぬモロヘイヤ蕎麦にして食べてみる、というのはどうでしょう。モロヘイヤの葉にはカリウム、カルシウム、リン、鉄、カロテン、ビタミンB1、B2、C、Eなどが幅広く含まれ、ねばねばは山芋と同じムチンですから、胃にも優しい食べ物です。もちろん夏バテ防止効果は抜群です。
モロヘイヤは塩少々を加えた熱湯でサッとゆでて冷水に取り、水気を絞ってミキサーに入れ、めんつゆをくわえてガー。器にあけてオクラの輪切りを散らすと、素敵なモロヘイヤ蕎麦つゆの出来上がりです。これで蕎麦を食う。食欲がない時でも元気が出ますよ。
他にも色々なアイデアが考えられると思います。土用の丑だからと一斉にウナギに走る前に、季節の行事の本来の趣旨を見つめ直し、その上で自分らしいオリジナルを作り出していくようなやり方も考えていきましょう。