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産地を知るという食育
Fuel2009/08/05 18:31:452pt
食育がクローズアップされてきた背景には、食への不安という社会問題がありました。産地偽装などの事件が相次いだことから、安全な食とは何かを知りたい、学びたいという関心が高まってきたわけです。それは政治課題としても取り上げられ、「食育調査会」を設けた政党もありました。もちろん本来の食育は明治時代から提唱されているものですが、現代の食育は、食の安心を守るスキルを身につけたいという気持ちからスタートしていると思います。
そこで、平成の食育の原点として、毎日の食べ物の産地を知ってみようキャンペーンというのはどうでしょうか。実際に産地を気にしてみると、驚くほど詳しいことがわかりません。たとえば野菜。素材として売られていれば産地の表示がありますが、冷凍餃子にでもなったらどうでしょう。もう素材の産地はわかりません。そういう時は、何が何パーセント輸入されているかをネットで検索して確かめます。そして、たとえば
・タマネギは輸入割合30%、加工・業務需要における輸入割合は49%、
・ニンジンは同35%で54%、
・サトイモは同35%で50%、
(各H17年度)
といった数値で、どのくらいの可能性で輸入野菜なのかを考察します。
次は産地探しです。たとえばタマネギの場合、近年の輸入相手国は中国、米国、ニュージーランドが主力で、この3カ国で年間輸入量の9割以上を占めているそうです。特に中国が71.3%と圧倒的に比率が高くなっています(H17年度)。
(ホクレン「あぐりぽーと」No.68)
http://www.hokuren.or.jp/agriport/backnumber/68.pdf
中国産だから恐いとか、米国産だから悪いという話ではなく、最低限、私たちの食べ物がどこから来ているかを知る努力。それが大切だと思うんです。
こうしたことは最近いわしでも話題のフードマイレージの理解とも合わさっていくと思います。食の安全のための知識と、地球温暖化防止の意識の両方が高まる「毎日の食べ物の産地を知ってみようキャンペーン」で、食のスキルアップを目指してみましょう。
方法がとても具体的です
TomCat2009/08/10 11:57:111pt
食卓に上る食べ物の原産国って、意外に分からないんですよね。加工食品や調理済み食品はお手上げです。色々と問題があった餃子などは「日本国内で製造されています」などと書かれていたりしますが、じゃキャベツはどこ産?ニンニクは?ニラは?生姜は?などと見てみると、詳しいことは全然分からなかったりします。
そこで、食材ごとの輸入割合などを調べて、何%の確率で中国産とか、何%の確率で米国産、などという理解を持っていくというやり方の提案ですね。これはとても実践的で、そして食の置かれている社会状況の理解に役立つと思います。
まず大人がこういうことに真剣に取り組んでみる。そしてそこから、子供を守る家庭の食のあり方というものを考えていく。そういう食育が出来たら素晴らしいと思います。
そして同時に、食材の原産国を知ることでフードマイレージへの関心も高まり、地球温暖化防止にも役立っていくという考え、素晴らしいです。さっそく私も、色々とデータを収集してみたいと思います。
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食育がクローズアップされてきた背景には、食への不安という社会問題がありました。産地偽装などの事件が相次いだことから、安全な食とは何かを知りたい、学びたいという関心が高まってきたわけです。それは政治課題としても取り上げられ、「食育調査会」を設けた政党もありました。もちろん本来の食育は明治時代から提唱されているものですが、現代の食育は、食の安心を守るスキルを身につけたいという気持ちからスタートしていると思います。
そこで、平成の食育の原点として、毎日の食べ物の産地を知ってみようキャンペーンというのはどうでしょうか。実際に産地を気にしてみると、驚くほど詳しいことがわかりません。たとえば野菜。素材として売られていれば産地の表示がありますが、冷凍餃子にでもなったらどうでしょう。もう素材の産地はわかりません。そういう時は、何が何パーセント輸入されているかをネットで検索して確かめます。そして、たとえば
・タマネギは輸入割合30%、加工・業務需要における輸入割合は49%、
・ニンジンは同35%で54%、
・サトイモは同35%で50%、
(各H17年度)
といった数値で、どのくらいの可能性で輸入野菜なのかを考察します。
次は産地探しです。たとえばタマネギの場合、近年の輸入相手国は中国、米国、ニュージーランドが主力で、この3カ国で年間輸入量の9割以上を占めているそうです。特に中国が71.3%と圧倒的に比率が高くなっています(H17年度)。
(ホクレン「あぐりぽーと」No.68)
http://www.hokuren.or.jp/agriport/backnumber/68.pdf
中国産だから恐いとか、米国産だから悪いという話ではなく、最低限、私たちの食べ物がどこから来ているかを知る努力。それが大切だと思うんです。
こうしたことは最近いわしでも話題のフードマイレージの理解とも合わさっていくと思います。食の安全のための知識と、地球温暖化防止の意識の両方が高まる「毎日の食べ物の産地を知ってみようキャンペーン」で、食のスキルアップを目指してみましょう。