THEME:「この夏、あなたが計画・体験した暮らしの工作・実験・自由研究」を教えて下さい
〈イエはてな〉の夏休みスペシャル企画! 「楽しいアイデアと創意で暮らしをつくろう!」を合言葉に、「暮らしの工作・実験・自由研究」をプラン・体験して頂き、そのルポを聞かせて下さい。作るもの、実験や研究のテーマは、暮らしにまつわるものなら何でもOK!暮らしに新しい発見や楽しさ、コミュニケーションが生まれますように!
*回答条件*
親ツリーのみ300文字以上を条件とさせて頂きます。
参考にされた数値などがありましたら、参考サイトのURLを明記して下さい。
下記のページをご覧になってご投稿下さいね!
テーマ詳細とルポ例、ご投稿要項、プレゼントについて
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20090821
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。ご回答頂く時にもご参考下さい。また投稿期間中はできるだけはてなスターのご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
手ぬぐいのれんとはすばらしい!近所のそば屋さんにかかったのれんも手染めらしいです。
染め物の魅力は落ち着きや長続きできること。古人が長い時間を掛けて育ててきたものには何かありますよね。
風を感じるのものれんのおかげ、日射しを弱めつつも感じさせてくれるのれん、洗えば洗うほど味が出てくるのが染め物の魅力。
マンションに住む友人は玄関ドアにのれんを掛けています。それが素敵!私もドアにのれんを掛けたくなってきました。
家族で買い物に出かけた時、てぬぐいが目に止まりました。
まぁ、夏らしいてぬぐいね。母がそう言いました。
私も、すてき!と声を上げました。
すると父が、三角巾と同じ木綿の平織りのてぬぐいは、応急手当用にも使えるなど、アウトドアでの使い道も広いんだと言って、
みんなで好きなのを一本ずつ買って、それで夏を楽しみに出かけようかと提案してくれました。
私も母も大賛成で、それぞれ気に入った柄のてぬぐいを買いました。
そうして過ごしたお盆休み。
それぞれのてぬぐいは、すっかりそれぞれのトレードマークになっていました。
この愛着あるてぬぐいを使い続けてぼろぼろになるまで愛用していくのもいいですが、
楽しい夏をありがとうと手洗いしているうちに、このまま使い倒してしまうのは惜しくなってきてしまいました。
そこでまず洗い終わったてぬぐいたちに、糊をきかすことにしました。
糊の濃さは、シーツに糊付けする時より薄目です。かなり控えめ。
そして軽く脱水し、一点の曇りなく拭きあげた清潔なガラスに貼り付けました。「洗い張り」ですね。
布地がゆがまないようきれいに張って、乾かしている間にホームセンターに走りました。
何を買いに行ったのかというと竹です。
竹を割って1cmくらいの幅にした物が売っていたので、それを買いに出かけたのです。
品名は「竹 小割」と書かれていました。
一緒に銅の針金も買ってきました。
竹の小割は、手拭いの短辺の長さの3倍+αの長さに切ります。全く同じ長さの物を二本作りました。
洗い張りしたてぬぐいがパリッと乾いたら、三枚並べて端を竹の小割で挟みます。
小割の左右端に銅線を巻き付け、キュッと締め上げて固定。
てぬぐいとてぬぐいの間の位置にも銅線を二巻きくらいしてキュッと締めて固定。
かわいい紐を付けて吊り下げると、すてきなのれんに変身しました。
夜、気に入らなかったらすぐ分解して元のてぬぐいに戻せるからと父母にそれを見せたところ、
夏の思い出ののれんだねと、とても好意的に見てもらえたので、部屋に飾ることにしてみました。
そろそろ秋風も感じられる季節に入っていきますが、秋になっても夏の思い出が鮮やかによみがえるのれんです。
使うだけでなく飾る楽しみもある日本のてぬぐいは本当にすてきなアイテムですね。
洗い張りをしている間の、てぬぐいが貼り付いた窓も、光を透かしてすてきでした。