少年期、休日に昼まで寝ていると「寝てばっかりいるとバカになる」と母親に起こされました。睡眠を取りすぎると脳に悪い、と何かで読んだ記憶もあります。
徹夜が続いて多く睡眠を取った日は、一日中頭が働かない感覚があります。
思考が遅い人が良く眠るのか、睡眠過多のせいで思考が遅くなるのか分かりませんが、自分が接した人で「思考が遅い」と感じる人は良く眠る人が多かったです。
逆に「頭の回転が速い」と感じる人は一般的な睡眠時間(6〜7時間)かそれより少ない人でした。
寝過ぎにより一時的に思考が低下するというのはたしかにあります。
そして、最近の研究結果では
http://www.narinari.com/Nd/20090812129.html
アルツハイマーなど認知症にかかるリスクが倍増するということもわかっています。
つまり、寝過ぎにより脳の老化を促進させる可能性は極めて高いです。
>昔、睡眠は、日中の肉体疲労を癒すためのものと考えられていましたが、近年、脳の機能が解明されるに従い、睡眠は脳の疲労を取るためにも必要と考えられるようになってきました。
>脳の血流量は、全身で最も多く、全体の1/3ほどを占めています。そのため、脳は、高温になりやすい部位です。車のエンジンと同じで、疲れると、オーバーヒートを起こしてします。
>睡眠には、このオーバーヒートした脳をクールダウンする働きがあると考えられています。
http://www.girlstalk.jp/happylife/HeatDisorder/1.html
どうやら、「脳の血流量」に関係があるようですね。
http://www.jahs.or.jp/others/datadata/dt0503.html
>睡眠過多の死亡率の原因は,睡眠中の血流の弱さが血管や脳で血行障害を起こしやすいこと,体を長時間水平に保つことによる心臓や肺への悪影響等が考えられています。
私は睡眠障害で長年悩まされてきました。起きているとずっと考え事が止まりませんでした。
どんなに疲れていても眠くても、寝不足状態の時の方が考え事をしてしまうスピードが早かった気がします。
こういうのは誰でも経験があるのではないでしょうか。
http://www.transtex.jp/gf/show/355
睡眠不足だと注意力散漫になります。
こちらも何か参考になりますでしょうか。
人よりも多く睡眠を取らないと眠くて仕方がないという方がいますが、そういった体質の方もいるので
直接的な因果関係をつけることは難しいかと思いますが、
考えられる例を列挙すると、
①先の質問で回答したような精神疾患であるような場合です。
精神疾患は脳の病気との関係も根深く、これによって思考が遅れたりする場合があります。
②物事を考えながら、会話をすると、うまく聞き取れなかったり、決断が鈍ります。
このような場合、体調によって集中力が欠如される場合が考えられます。
仕事中の集中力を邪魔する大敵は「空腹・満腹感」と「エンドレス作業」:Garbagenews.com
全く関係ない日本語の本を読みながら英語のリスニングをやろうと思うのですが、これで英語の能力が全く向上しないまたは落ちる可能性を示唆する実験や研究はあるでしょうか.. - 人力検索はてな
③日常性格を規則的(もしくは有効的)に使っているかという問題があります。
日本の調査では朝食を摂らない家庭では勉強時間が少なく、学力も低い傾向にあると発表しています。
睡眠は記憶を整理します。睡眠がうまく摂れずに、たくさん寝ている場合と会話に支障がある場合
それぞれ別の症状ですが、脳にかかわる症状なので、ふとそうした症状に見舞われたら脳の病気を疑った方が良いかもしれません。
卵が先か、ひよこが先か、やはり寝すぎると脳に悪いんですね。