フォーカスメディアにソフトバンクは出資していますが、どのくらいの金額というか割合なんでしょうか？

ソフトバンクはフォーカス・メディアに約５千万円で出資したのですが、ナスダック上場後に大半の株式を売却したことにより現時点ではほとんど保有していないです。

http://www.softbank.co.jp/ja/irinfo/shared/data/presentation/res...

79/95頁をご参照ください。インターネット関連戦略投資の右側が中国となっていて、その欄にフォーカス・メディア株式が0.5億円から38億円となったと記されています。

80頁には表が掲載されています。左から右に投資時期、銘柄、累計投資額、評価・売却額、リターン（倍）の順です。下方にフォーカス・メディア株式が含まれていて、2003年5月に1億円で投資した同社株式が38億円の評価・売却額となりリターン（倍）が72.3倍に達したことを示しています。表に記載する上で0.5億円を1億円と切り上げたと考えますと計算が合います。要するに、0.5億円で投資したフォーカス・メディア株式が38億円の評価額となった又は同額で売却したことによりリターンの倍率が72.3倍になったようです。76倍になるのですが、これも投資額又は評価額（売却額）の端数を調整している為だと思われます。若しくは次に説明しますように、大半を売却したことにより評価額と売却額をミックスして計算したことによる差異であるのかもしれません。

http://diamond.jp/series/inside/05_17_002/

その一方で、“投資会社的な顔”も同社の影響力を下支えしている。たとえば、オンラインゲーム最大手の盛大（シャンダ）や、屋外ディスプレイ広告最大手のフォーカスメディアなどは、株式上場後に大半を売却したとはいえ、今でも戦略的に少数株主であり続けている。

前述の表において、評価・売却額と記されていました。現時点において少しは保有しているようですが、大半の株式を売却したことにより同社に対する影響力は微々たるものだと言えそうです。

http://www.softbank.co.jp/ja/irinfo/finance/stock_results/index....

過年度の有価証券報告書の「関係会社の状況」には記載されていませんでした。持分法適用関連会社だったこともあるのかもしれませんが、投資額が約５千万円と少額であるために「その他」に含まれていたようです。