↓のブログに書いたのですが、
http://d.hatena.ne.jp/ey272/
知性の向上とは、「計算処理速度が速くなること」だと思っているのですが、
みなさんはどう思われますか?
抽象化、演繹、帰納の段階が増えると知性が向上するとも思えないのですが・・・(逆に観測している現象から逸脱しすぎてしまう!?=現実離れした推定をする?)
知性の向上は自分は出来ることが増えると認識しています
知識の積み重ねみたいなものでしょうか、その結果処理速度が上がるのもありえると思います
日記に答えておきますと
>よく知性が高いロボットがさらに知性の高いロボットを作って、知性が無限に高くなる・・・
まだ人間を超えているロボットは作られていませんが人間自体のスペックは特に変わらないはずですが
毎年より性能の良いロボットが発明されていってます、そしてやがては……って感じです
まだロボットがロボットをつくるなどという高い知能を持ち合わせた存在は出来ていませんが
もしかしたらいずれそういうのが出来るかもしれません
>知性の向上とは、「計算処理速度が速くなること」だと思っているのですが、
では、計算が速い人は遅い人に比べて知性が高いと言えるでしょうか?
私は極論すると「知性はアルゴリズム」だと思います。
アルゴリズムが複雑なために結果が出るのが遅くても結果が素晴らしければそれはより知性が高いということになります。
より高い知性(=より良いアルゴリズム)を有効に発揮するには計算速度が速い方が良い場合がありますがそれは本質的な事ではないと思います。すくなくとも実現可能な程度に計算が終わればいいのであってそれ以上に速い処理能力は不要でしょう。
ご回答ありがとうございます。
確かにアルゴリズム=知性とも取れますよね。
人間の脳のアルゴリズムも自然の進化において遺伝的アルゴリズムから作られたなら、計算処理速度が高いコンピュータで遺伝的アルゴリズムを動作させるといくつも良いアルゴリズムが作れそうな気がします。
人間の知性とは何か、大きな問題です。
本能によって伝えられている知恵は、DNAの中で眠っているのでしょう。
それを目覚めさせるには、野生化するといいと思います。
Henno Martin の Sheltering Desertは、ナチス政権から逃れた二人の地質学者がナミブ砂漠で二年半、ロビンソン・クルーソーのようなサバイバル生活を送る話です。
だんだんと野生の知恵が目覚めてくる様子がとても印象的でした。
http://www.the-sheltering-desert.com/
生後に知能を発展させることについては、スイスの心理学者ジャン・ピアジェが若いころに書いた「知能の心理学」は参考になると思います。
概念体系とそこで行なわれる概念の記号論理学的な演算は、若いときのピアジェならではの思考です。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4622049589/ref=olp_product_de...
ご回答ありがとうございます。
野生も知性ですね。
なかなか野生で暮らすのは勇気が入りそうです。
知性の向上とは、「計算処理速度が速くなること」だと思っているのですが、
計算処理速度はPCには逆立ちしてもかないませんが、PCが知性的とは思えません。ただの道具というか使われているだけで、創造性がない気がします。
ちなみに、計算を速くしたければ、こういうのがあります。
●生活や実務に役立つ高精度計算サイト
○フリー計算
http://keisan.casio.jp/has10/Free.cgi
●Wolfram|Alpha
http://reference.wolfram.com/mathematica/ref/Factor.html
逆に観測している現象から逸脱しすぎてしまう!?=現実離れした推定をする?
そうその通り!これには、実験による検証の段階が抜けています。
確かに、抽象化、演繹、帰納の段階だけでは、現実離れした推定をしてしまうことになるので、実験で現実に引き戻すことが必要だと思います。
●物理学解体新書:実験レポート・考察の書き方、物理学の基礎基本を解説
HOME> 実験レポートの書き方>なぜ、実験課題があるのか>理工学にとっての実験の意義
http://www.buturigaku.net/main02/Report/index.html
※参考URL
http://q.hatena.ne.jp/1251933155
●科学的方法
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%9A%84%E6%96%B...
ご回答ありがとうございます。
やはり実験による検証が必要ですよね!
知性=創造性 とすると、創造性(組み合わせ評価or遺伝的アルゴリズムによるシミュレート)が出来るコンピュータが高速で動いたら、知性が高くなる気がします。
どうでしょうか??
それと、創造性を持ち合わせた高速なコンピュータならば、高速になればなるほど知性が高くなる気がします!?
「計算処理速度が速くなること」も知性が向上したと僕も思います。
ただ、ロボットやITなどが知性向上しすぎるとターミネーターみたいに
なってしまうのではないか?と心配です。
ご回答ありがとうございます。
ターミネーター見ました。
どちらかというとスカイネットが知性が高いのでしょうかね?
> 知性って要するに情報を抽象化して、その抽象化されたラベルを演繹や帰納で現象を予測する。
上記が知性の一部分であることは否定しませんが、それが知性の全てではありません。
知性は予測するだけではなく創造します。
芸術や文学、発明は情報を組み合わせ、全く別のものを創り出します。
これは今のところ人間にだけが行うことができ、動物やコンピュータはできません
あなたはブログに色々なテーマで執筆していますが、
それは「計算処理速度が速くなること」で誰にでも書けるものですか?
あなたが今までに経験したものを組み合わせることによって
あなたにしか書けないものを書いているのではないでしょうか?
ご回答ありがとうございます。
知性=創造性とすると創造性ができる高速なコンピュータは知性が高そうですね。
計算処理速度+創造性を獲得したコンピュータはどんなのなのでしょうか・・・
「計算処理速度が早くなる」だけでは、現在行われている知的作業がスピードアップするだけで知性の向上にはならないと思います。
私は知性の向上とは「誰も考えようとも思わなかった問題を発見し、一般人に理解可能なかたちで答えを出す」ことだと思います。上のラマヌジャンは数学の天才ですが、その才は「たくさんの定理を発見した」ことよりも「誰も予想もしなかった数学上の関係を発見した」ことにあると言われています。
ラマヌジャンは「我々の百倍も頭がよい」という天才ではない。「なぜそんな公式
を思い付いたのか見当がつかない」という天才なのである。アインシュタインの特殊
相対性理論は、アインシュタインがいなくとも、二年以内に誰かが発見しただろうと
言われる。
(中略)数学では、大抵の場合、少し考えれば必然性も分かる。ところがラマヌ
ジャンの公式群に限ると、その大半において必然性が見えない。ということはとりも
なおさず、ラマヌジャンがいなかったら、それらは百年近くたった今日でも発見され
ていない、ということである。
「計算処理速度が早くなる」ことで試行錯誤できる量も増えると思いますが、その計算能力で「何を計算するか」という指向性については処理速度は何も寄与しないと、私は思います。
じゃあ、どうすれば指向性を鋭く出来るか?ってことですが、分かりません。個人的にはこれ自体が定式化を拒否しているような感じがします。
ご回答ありがとうございます。
指向性・・・なるほどですね。
指向性の定義が難しそうですね。
確かに定式化できるのでしょうか?私にもわかりません。
強化学習と似ているのでしょうか??
ご回答ありがとうございます。
人間を超えた知性ってのがイマイチ想像できないんですよね!